【2023.10.17】
　横関准教授が執筆した政府報告書『令和5年版観光白書』の解説が全国信用金庫協会の機関誌『信用金庫』に掲載されました。『信用金庫』は、1951（昭和26）年から創刊され、全国各地の信用金庫の役職員を主な読者層とした金融・経済の動向などを掲載している月刊誌です。

　横関准教授は、観光庁が2023年6月13日に公表した『令和5年版観光白書』の概要とポイントをとりまとめ、地方の観光産業の振興に向けた考察を展開しました。自然や文化などに根付いた暮らしを観光地域づくりの要に位置付け、インバウンド需要に対して地方が取るべき対応のあり方、今回の観光白書で取り上げられなかったオーバーツーリズムの補足などを述べました。

　大学の知的資源を生かし、地域づくりと関連する機関をつうじて、地域づくりの新しい議論を提供することも、大学らしい地域貢献の仕方のひとつに数えられます。

出典：横関隆登（2023）『令和5年版観光白書』の概要とポイント 観光地域づくりの要は自然や文化などに根付いた暮らし：信用金庫 77(10), 42-47.