1st grade KATAYAMA seminar online lecture
　Special Lecturer Dr. Yuko KADOSHITA
　Thinking about the “sexuality” of people with disabilities

　6月14日（水）の片山クラス「人間と社会の理解」では、知的障害のある人の「性の権利」に関する研究をされている門下祐子先生をお招きし、「障害のある人たちにおける「性」を考える」というテーマでオンライン授業をしていただきました。
　「性」は、からだのことはもちろん、相手との関係や社会的な人間関係も含むもの。障害の有無にかかわらず、ふだんの生活の中で、そして人生を豊かに過ごす上で大切なものだということです。今回の授業では、大学に入学し、新たな暮らしをスタートさせた新一年生の学生たちに、互いに「性」について考え学び合う機会となりました。
　先進国と比べると、日本では「性」の話題はタブー視されがちかもしれません。ですが、門下先生のお話から、「性」についてポジティブに捉える見方を学ぶことができました。

　門下先生は、『シンプル性教育　いっしょに話そう！くらす・はたらくに活かす「性」のこと』（一般社団法人スローコミュニケーション）というわかりやすい図書を執筆しています。本学でも購入して図書館に置きたいと考えています。
（文責　片山　優美子）