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教育・研究

井上ゼミ専門ゼミナール活動報告会

【2023.6.28】
 子ども虐待は、複雑に絡み合う要因によって生じています。このことを読み解き、解決するためには、制度・政策面はもちろんのこと心理・社会的背景にも着目し、さまざまな視点をもってアプローチする必要があります。
 これらのことを踏まえて、学生たちは課題に取り組みを始め、6月20日(火)に外部の有識者をまじえた活動報告会を長野大学リブロホール(ハイブリット開催)で、実施いたしました。
学生らの取り組みの経過

第一段階
 学生らは、2019年鹿児島県出水市、2020年東京都大田区などで起きた子ども虐待の死亡事例のレクチャーを受け、子ども虐待がなぜ起こるのか、その背景にある課題点についてグループで議論を繰り返しました。
第二段階
 15名のゼミ生らが、3グループに分かれて、各グループで報告するテーマを選定しました。図書館のグループ学習室を活用し、文献や検索サイト等を使って調査・分析をしました。

各グループのテーマ
1グループ 「目黒区船戸結愛ちゃん虐待死事件」
2グループ 「大阪府摂津市3歳児の虐待死事件」
3グループ 「施設内の虐待・体罰についてーさくら保育園の虐待事件からー」

1グループ

2グループ

3グループ

第三段階
 各グループで調査等した内容について報告し、学生同士の質疑、ディスカッション、オンライン参加の外部の有識者(国の児童虐待等要保護事例検証の委員、特別区職員研修所、行政関係者)の方から質問や貴重なコメントをいただきました。

第四段階
 ゼミナール報告会を終えて振り返り。
 有識者の方より「考察の中で考えられた事項や対応策がなぜ実現していないのか」と考えてほしいと助言をいただき、これから分析をしていくことにしています。


教員から一言感想
 外部有識者の方のコメントは、学生にとって新たな視点でみる機会を得ることができました。この場を借りて感謝を申し上げます。
 学生たちは、なぜ子ども虐待が起きるのかという本質に迫り、発生予防の観点で子ども虐待を捉えて支援ができるソーシャルワーカーに一歩近づいたと思います。
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