地域の企業様へ発表している様子
森ゼミ生と地域企業との協働の様子
森ゼミ生が提案した商品案
森ゼミ生が提案した商品案(その2)
企業情報学部の森ゼミナール(経営学)では、マーケティング論、イノベーション論などの理論研究とともに実践研究として「企業イノベーションプロジェクト」と題して、地域企業の問題解決活動(コンセプトや商品・サービスのデザインなど)を推進しています。
2025年度は、同プロジェクトのスタートアップとして、本郷鶏肉様(長野県松本市)と協働し、同社の今後の方向性の検討や新商品の企画・開発を中心としたプロジェクトを進めています。このプロジェクトを進めつつ、前期には、理論研究として、ストーリーをもとにした戦略の論理を研究し、この理論をもとにした地域企業(この地域において書店を展開するMM Books)のイノベーション研究に取り組んでいます。スタートアップと同様に、ゼミを6つのチームに編成し、この理論研究がスタートしました。
1.本郷鶏肉様との共同商品開発に向けて(ここまでの検討・研究の流れ)
2.本郷鶏肉様への中間発表を終え、森ゼミ生は理論研究に
この度、ストーリー(理論研究)をもとにした戦略について考えてきたMMBooks
森ゼミ生は、スタートアッププロジェクトにおいて、企業のイノベーションや問題解決(今後の戦略を立て、商品・サービスを具体的に展開していくこと)を進めていく上でのやりがいとともに難しさを実感することになりました。
これらの問題解決活動を通して、理論研究の重要性を実感するに至りました。森ゼミ生は、イノベーション論や戦略論に関する学術書を通読・渉猟しつつ、この理論研究をもとに、経営上課題の抱えている地域企業(地域において書店を展開するMM Book)の今後について検討・考察してきました。
3.理論研究の戦略の論理をもとに、地域企業(MM Books)のイノベーションを:ストーリーとしての競争戦略にもとづいたイノベーション研究の成果を発表し、質疑応答やチーム相互の意見交換を実施しました。
理論研究の発表会がスタートしました
これまでの書店は、新刊や多様なジャンルの配架、立地などが事業のポイントに。今後の方向を考えていく際の出発点は、コンセプトになりそうです
コンセプトを踏まえた打ち手が
このようなコンセプトも
発表後には質疑が。回答にあたっては、全員で話し合います
コンセプトを顧客の本性からスタートすると、このように打ち手が広がっていき、顧客に響き、しかも差別化につながりそうです
チームの中には、このようなコンセプトや
コンセプトが扇の要となり
コンセプトを踏まえた打ち手が具体的に検討されました
また、チームの中には、このようなコンセプトをもとに、打ち手の検討がなされ、それがこのようにつながります
また、チームの中には、このようなコンセプトをもとに、打ち手の検討がなされ、それがこのようにつながります
コンセプトをもとにしたこんな特徴的なお店や
ストーリーやコンセプトをもとにしたこんな素敵なサービスなどが考案されました
森ゼミ生は、これらの理論研究をもとに、イノベーションを生み出す論理を検討し、10月からの後期においては、それぞれのチームごとに地域企業のイノベーション研究を実践的に進めていきます。
理論研究の成果とMMBooksの今後の方向を意欲的に提起しました
森ゼミ全体でストーリーやコンセプトをもとにした戦略の重要性を理解しました
各チームの報告に対して、メモをとりながら真剣に耳を傾けます
この理論研究について多くのコメントと質問が寄せられました。これらの理論研究をもとに、今後実践研究を進めていきます
理論研究をもとに森ゼミ生からコンセプトや店舗などの提案を受けて、MMBookの今後の展開が楽しみです
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教員紹介
教授 / 学部長
森 俊也
モリ シュンヤ
所属
企業情報学部、地域経営学部