長野大学は、地域の未来を構想し、
進化を続けます。
長野大学は公立化して7年が経ちました。設置者である上田市と中期目標・中期計画を結びそれに沿って大学運営が行われています。本学は次代を担う人材の育成と、上田市を中心とした地域社会における「地(知)の拠点」を形成し地域の持続的発展に貢献することが使命です。
長野大学は、社会福祉学部、環境ツーリズム学部、企業情報学部の3学部と大学院総合福祉学研究科を有し、社会福祉、街づくり、観光、地域産業等の分野で活躍する人材を輩出してきました。また大学の特徴を活かし地域貢献にも力を入れてきました。今後はさらに、情報系のDX(Digital Transformation)人材の育成と、ものづくり産業から要望されている情報技術を活用した企業経営への転換に応えるため、中期計画にあるように共創情報科学部(仮称)を新たに設置すると共に、既存の環境ツーリズム学部と企業情報学部の統合により地域の新たな価値を創造する地域経営学部(仮称)を設置する予定です。両学部の開設は令和8年4月の予定で、新たな6階建ての校舎の建設も含め準備を進めています。一方、社会福祉学部は、これからの少子高齢化に対応した学部にするために現在検討チームを立ち上げ将来構想を進めています。
このように、長野大学は、2・3年後には公立化に対応した新しい大学に生まれ変わります。地域の皆様からより愛される大学にしていく所存ですので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
長野大学 学長