木育教室「木に学び・木で遊ぶ」を「まちなかキャンパスうえだ市民向け講座」で実施(2025.9.28)
里山再生学ゼミの学生が「まちなかキャンパスうえだ市民向け講座」の一講座として、上田市の小学校児童とその保護者を対象に、木育教室「木に学び・木で遊ぶ」を実施しました。
木育教室「木に学び・木で遊ぶ」のプログラムは、以下の通りです。
1. 木の話:木育とは? 地域材とは?
2.木のブロックで、学び、作ろう
3.振り返り
4.木で何を作ってみたいか、考えよう
5.木の話:木と私たちの暮らし
1.木の話:木育とは? 地域材とは?
参加者の皆さんは、はじめに「木育」や「地域材」、上田市の森林および木材資源について学びました。

会場の「まちなかキャンパスうえだ」

木育とは

上田市でみられる3種類の木(人工林の針葉樹)

上田市でみられる3種類の木(自然林の広葉樹)

上田市を取り巻く森林
2.木のブロックで、学び、作ろう
はじめに、学生が開発した木育教材「地域材ブロック」を使って、「樹種当てクイズ」を行いました。3種類のブロック(カラマツ・スギ・ヒノキ)の色や木目、匂いを覚えてから、ブロックをバラバラにし、もう一度、同じ種類のブロックを集めて、グループを作るクイズです。次に、3種類のブロックを使って、自由な発想で作品づくりを楽しみました。さまざまなテーマや形の作品ができました。

開発した木育教材「地域材ブロック」

樹種当てクイズの説明

樹種当てクイズに挑戦!

作品づくり
4.木で何を作ってみたいか、考えよう
学生が開発した木育教材「地域材えんぴつ」を使って、「いろんな丸太をくらべっこ!君ならどう使う?」と題したプログラムを行いました。上田市で見られる6種類の木(人工林の針葉樹カラマツ・スギ・ヒノキ、自然林の広葉樹クヌギ・コナラ・ミズナラ)から何を作ってみたいか、また、その理由について考えるプログラムです。

開発した木育教材「えんぴつ」
暮らしの中の木材についての説明

木材に触れる体験

木材で何を作りたいかを考える!
5.木の話:木と私たちの暮らし
最後に、木と私たちの暮らしとのつながりについて学びました。

木と私たちの暮らし
森・川・里の恵みクリエイターⅠ種資格の実技試験として実施
木育教室「木に学び・木で遊ぶ」は、2023年度・2024年度に「森・川・里の恵みクリエイターⅡ種資格」を取得した2名の学生が提案した企画です。
・地域材を活用した木材教室「積み木で遊ぼう」
・木材に触れる製品づくりと、それを利用した木材教育
今回、自分が提案したプログラムを実技試験として実施し、審査に合格すると、「森・川・里の恵みクリエイターⅠ種資格」を取得することができます。
お礼
「まちなかキャンパスうえだ市民向け講座」に参加してくださった児童と保護者の皆様には、振り返り学習シートへの回答など、ご協力をいただきました。まちなかキャンパスうえだの皆様には、このような機会をいただくとともに、講座の運営にご協力をいただきました。学生達にとって、自分達の企画を参加者の皆様に体験していただく、貴重な機会となりました。この場をお借りして、お礼申し上げます。
里山再生学ゼミ(高橋一秋ゼミ)とは
研究テーマ:里地里山を生息・生育地とする動植物の生態を解き明かし、生態系サービスを地域に活かす
里山再生学ゼミ(高橋一秋ゼミ)では、生態学の視点から、里地里山を生息・生育地とする動植物の生態を解き明かし、生物多様性の保全や再生に寄与する研究を行っています。また、里地里山の生態系サービスを地域社会の持続的発展に役立てるためのアイデアを産み出し、それを具現化するための手法の開発と実践を目指します。これらの研究成果を活用して、環境教育学の視点から、環境問題の解決に役立つ環境教育プログラムやESD(持続可能な開発のための教育Education for Sustainable Development)プログラムの開発と実践にも取り組んでいます。
2026年4月から、環境ツーリズム学部と企業情報学部の再編による「地域経営学部(仮称)」が開設予定です。それに伴って、里山再生学ゼミ(高橋一秋ゼミ)は「地域経営学部(仮称)、地域サステイナビリティコース・環境ツーリズム領域」に移ります。研究テーマは変わることなく継続し、これまで以上に、新たな価値を創造しつつ、サステイナブルな(持続可能な)地域社会の実現を目指します。
<研究分野>
動植物生態分野:生態学をベースに里地里山の動植物の生態を明らかにし、保全策を提案します。また、保全策を実施し、里地里山の再生・保全に貢献します。
環境教育分野:里地里山の動植物の生態や特徴を学ぶプログラムや教材を開発・実施し、その学習成果を評価します。これによって、次世代を担う人材の育成に貢献します。
エコツーリズム分野:里地里山の動植物や生態系サービスを題材としたコンテンツを作成し、エコツーリズムの推進に貢献します。
生態系サービス分野:里地里山の生態系サービス(供給、調整、文化、生息・生育地サービス)を再生・保全しつつ、活用するアイデアを考え、実施します。これによって、地域社会の持続的発展に貢献します。




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教員紹介
教授
高橋 一秋
タカハシ カズアキ
所属
環境ツーリズム学部、地域経営学部