Announcement of "Communication Training to Guide Interactions between Individuals and Organizations" for companies working with people with mental disabilities
この度、企業内における対話を基にした信頼関係のつくり方として3日間の「個人と組織の相互作用を導くコミュニケーション研修」を、10社20名(予定)を対象に実施したします。
障害者雇用における合理的配慮が義務化され、2026年4月より障害者法定雇用率が2.7%に引き上げられます。このようななか、企業における合理的配慮についてどのようにしたらよいかと悩まれる企業が多いことが明らかとなりました。全国の先駆的企業のインタビューを行うなかで、障害者も企業の利益を共に考えたうえで、企業も障害者の得意なことと苦手なことを聴きながら、業務とのすり合わせをしていくことが重要であり、そこには障害者と企業の対話があることが分かりました。
そこで、3日間の研修として企業でも再現できる「個人と組織の相互作用を導くコミュニケーション研修」を実施することとしました。今回は、参加費は無料となりますが、調査の関係で主に精神障害者を雇用している企業を対象として、3日間の研修の参加と、研修前・研修中・研修後に簡単なアンケートにお答えいただけることをお願いしております。
具体的な日程は以下の通りで、開催地は上田創造館(上田市上田原1640 / 0268-23-1111)で実施いたします。
- 1.10月21日(火)13:00-16:30 企業担当者のみ
- 2.11月20日(木)13:00-16:30 企業担当者+精神障がい者
- 3.12月9日(火)13:00-16:30 企業担当者+精神障がい者
なお、企業内での再現度を高めるために、2.3は1社2名(企業担当者1名と精神障がい者1名)以上での参加をお願いしています。
研修参加の締切日は9月24日(水)までに、以下のQRコードよりご連絡ください。
研修講師等詳しい内容は、以下のチラシをご覧ください。
本事業は、科学研究費(若手研究)「就労移行支援事業所と企業へのIPS導入方法に関する実証的研究」による事業の一環で実施いたします。
社会福祉学部 教授 片山 優美子
教員紹介
教授
片山 優美子
カタヤマ ユミコ
所属
社会福祉学部、大学院 総合福祉学研究科
総合福祉学研究科社会福祉学専攻博士前期・後期