井上ゼミ生らは、子ども虐待の予防と支援をテーマに、相馬ゼミ生らは、インクルーシブをテーマに1年間の研究計画のもと活動を進めてきました。その成果を1月14日(火)にリブロホールにおいて、オンラインを活用しハイブリッドで報告いたしました。
報告のテーマ
Aグループ
子ども虐待に関する調査から考える子どもにやさしい社会-大学生による大学生を対象とした調査-
Bグループ
厚木市児童白骨化事件と法制度の変遷-比較して見えてくる児童虐待の課題と予防策の考察-
Cグループ
指導終結に至る背景とは-事例検討と児童相談所へのインタビューから-
Dグループ
インクルーシブな環境を考える~飲食店と公園のフィールドワークから~
参加者の声の一例
昨年の報告会からさらに内容が充実していて、ゼミの皆さまの熱意が伝わってきました。また、質問に対し、子ども虐待防止に向けた多角的な取り組みの重要性についてお答えいただき、ご発表されたすべての報告の根底には互いに結びついた重要な要素があることに気付かされました。学びの多い報告会でした。
教員から一言
本報告会の目的は、ゼミ活動で研究したことを報告会の場でアウトプットするだけでなく、報告会を企画・運営・実施するという一連のプロセスを経験し体得することです。福祉現場では、研修を企画し実施する機会があります。このような報告会の企画・運営・実施するとうい裏方を経験することで、将来、現場で研修会等の開催に生かしてもらいたいという教員の意図もありました。その意図を見事にゼミ生達は、成し遂げたと思います。
当日は、こども家庭庁・児童相談所・福祉施設の職員の皆様方や 大学院生にご参加をいただくと共に、多数のご意見・助言をいただきありがとうございました。深謝を申し上げます。
井上景/相馬大祐
井上ゼミ
相馬ゼミ