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人工林を自然林に再生できる? 赤谷プロジェクトの毎木調査に参加:高橋一秋ゼミ(里山再生学ゼミ)

  • 地域経営学部

人工林を自然林に再生できる? 赤谷プロジェクトの毎木調査に参加(2026.9.24-25)

里山再生学ゼミの学生が、「赤谷の森」(群馬県みなかみ町)の自然林復元試験地で実施された毎木調査に参加しました。

赤谷プロジェクトとは、群馬県と新潟県との県境に広がる約1万ヘクタールの国有林「赤谷の森」を舞台に、生物多様性の復元と持続的な地域づくりを進める取り組みです。
その一環として、人工林を自然林へと復元するための手法を検討するため、スギ人工林の一部で試験的な間伐(帯状間伐)が行われています。こうした間伐によって森林がどのように変化していくのかを明らかにするためには、伐採前の植生を把握するとともに、伐採後にどのような樹木が侵入・生長していくのかを長期的にモニタリングすることが重要です。

詳細は:
みなかみ町 赤谷プロジェクト | イヌワシの棲む豊かな森林を...

里山再生学ゼミでは、2008年10月に実施された伐採前の毎木調査に学生が参加し、今回、18年ぶりとなる2026年9月の伐採後の毎木調査にも参加しました。

調査では、樹種を識別し、一本一本の樹木の胸高直径などを測定しました。帯状伐採地では、伐採後にさまざまな広葉樹が侵入・生長しており、自然林へと移り変わりつつある森林の姿を、毎木調査を通じて実感することができました。

伐採前の毎木調査(2008年10月4日・5日)

スギ人工林の説明(長池卓男氏より)

調査目的の説明(長池氏より)

スギ人工林の毎木調査

昼食

伐採後の毎木調査(2026年9月24日・25日)

調査目的の説明(長池氏より)

毎木調査の方法の説明(飯島勇人氏より)

スギ人工林の毎木調査

広葉樹林化が進行する帯状伐採地の毎木調査

記念撮影

もう一枚。お疲れ様でした!

お礼

今回の調査では、長池卓男氏(山梨県森林総合研究所)、飯島勇人氏(国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所)、朱宮丈晴氏(公益財団法人 日本自然保護協会[NACS-J])の3名に、長野大学・里山再生学ゼミのメンバーをお誘いいただきました。
学生ともども、赤谷プロジェクトの取り組みや、長期的なモニタリングによって明らかになる自然林復元の過程について、現地で学ぶ貴重な機会となりました。心より御礼申し上げます。

里山再生学ゼミ(高橋一秋ゼミ)とは

研究テーマ:里地里山を生息・生育地とする動植物の生態を解き明かし、生態系サービスを地域に活かす

里山再生学ゼミ(高橋一秋ゼミ)では、生態学の視点から、里地里山を生息・生育地とする動植物の生態を解き明かし、生物多様性の保全や再生に寄与する研究を行っています。また、里地里山の生態系サービスを地域社会の持続的発展に役立てるためのアイデアを産み出し、それを具現化するための手法の開発と実践を目指します。これらの研究成果を活用して、環境教育学の視点から、環境問題の解決に役立つ環境教育プログラムやESD(持続可能な開発のための教育Education for Sustainable Development)プログラムの開発と実践に取り組んでいます。

2026年4月から、環境ツーリズム学部と企業情報学部が統合され、「地域経営学部」が開設されました。それに伴って、里山再生学ゼミ(高橋一秋ゼミ)は、2028年度までは「環境ツーリズム学部(環境分野)」で開講されますが、2027年度からは「地域経営学部(地域サステイナビリティコース・環境ツーリズム領域)」でも開講されます。2029年度以降、里山再生学ゼミは、地域経営学部に完全に移行しますが、研究テーマは変わることなく継続し、これまで以上に、新たな価値を創造しつつ、サステイナブルな(持続可能な)地域社会の実現を目指します。

詳細は:
高橋一秋&里山再生学ゼミのWebsite

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教員紹介

教授

高橋 一秋

タカハシ カズアキ

所属

地域経営学部、環境ツーリズム学部