7月の現地視察を終えて、森ゼミ生なりに道の駅の「ありたい姿」やそれに向かう「コンセプト」などを検討してきました
進捗発表会に参加いただいたフジランドの矢野様、北里様、長野県上田地域振興局の清水様
この度、森ゼミ生は、道の駅・美ヶ原高原および美ヶ原高原美術館(ともに上田市)を運営する株式会社フジランド様(東京都千代田区)と協働で同道の駅の魅力創出に取り組んでいます。5月28日(火)には、同社の責任者様と懇談を持たせていただき、このプロジェクトの今後の展開について共有・確認し、それを受けて、7月5日(金)に現地視察と、関係者を交えた意見交換会を実施しました。
5月28日のフジランド責任者様との懇談会の様子は、以下の通りです。
「森ゼミ生が「道の駅・美ヶ原高原魅力創出プロジェクト」に参画しています(キックオフ会議を実施)」
7月5日の現地視察および意見交換会の様子は、以下の通りです。
「森ゼミ生が信州上田学事業の道の駅・美ヶ原高原の魅力創出に向けて現地視察・意見交換を行いました。」
これらの懇談会、現地視察・意見交換会を経て、森ゼミ生は、同道の駅の今後の方向性を考えるべく検討を重ねてきました。8月21日には、検討の進捗について関係の皆様に発表し、意見交換を行うために進捗発表会を実施しました。
「ありたい姿」と「現状」とのギャップが「課題」となり、この課題を解決するための方針が「コンセプト」ということになります。これらの骨格が固まった後、このコンセプトを踏まえた新たな商品やサービス、仕組みなどを具体的に検討することになります。
その骨格となる「ありたい姿」と「コンセプト」について森ゼミ生がここまで検討してきたものを、フジランドの矢野様、北里様、長野県上田地域振興局の清水様に発表しました。矢野様と北里様にはこの道の駅の運営者の立場として、清水様にはこの上田地域にある道の駅の振興を促進する立場としてコメントを頂戴しました。
森ゼミ生からは、雄大な自然や、芸術・美術の拠点、ジビエなどの地域資源などをとらえながら、ありたい姿として「ここでかえる場所」や、「新しい価値の種が集まる地」などが示され、このありたい姿に向けての方針(コンセプト)がそれぞれ示されました。「かえる」という言葉も、「返る(心や体の調子をリセットする)」、「換える(自分の空気の換気、転換)」、「買える(ここだけのものに出会える)」という人の本質的な欲求や社会的な課題などをとらえながら整理するに至り、関係の方のコメントとともに論点を確認することができました。
10月末もしくは11月初めにフジランド、同道の駅、長野県などの関係の皆様に参加いただきながら、同道の駅の魅力創出に向けた中間発表会を実施します。ここでいただいた意見・コメント・論点をもとに、さらに具体化していきたいと思います。
リーダーの中島さんから現地視察をもとに検討を重ねてきた道の駅の今後の方向性を発表しました
もう一人のリーダー江口君からもこれまでの検討の経過や悩み、皆さんと共有・確認したい点の提起がありました
ありたい姿としてこのような方向が
参加された方より意見をいただく時も、ゲーム形式で
質疑応答も盛んにおこなわれ、今後の論点も明確になった貴重な会となりました
最後に皆さんで集合写真
(中間発表に向けてさらに検討を重ねていきます)
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