長野大学公認サークル「長野大学ボランティア情報センター」は、今年度の信州上田学事業のなかで、「大学生を対象としたボランティア意識の醸成」をテーマに活動に取り組んでいます。
取り組みの一環として、ボランティアを知って・考えて・繋がる研修会を企画しました。
第3弾のテーマは、「繋がる」です。
開催日時:2025年12月17日(水)14時30分~16時
開催場所:長野大学2号館(2-306教室)
主催:長野大学ボランティア情報センター
協力:社会福祉法人長野県社会福祉協議会
参加者:長野大学学生(13名)、ボランティア情報センターメンバー(6名)、教員(1名)
ボランティアを知って、考えて、繋がる会(第3弾)概要
①前回までのおさらい
冒頭に、ボランティア情報センターの和田歩祐奈さんから、これまでの開催内容が共有されました。
■第1弾
第1弾は、「ボランティアのイメージをアップデートしよう!」をテーマに、長野県社会福祉協議会の方からお話をしていただきました。
後半では、ワークショップを行い、「ボランティアに対するみなさんのイメージ」や「自分ならどんなことをやってみたいか・どんなことならできそうか」ということを付箋に書き出してもらい、みなさんで共有しました。終了後に書いて頂いたアンケートでは、「自分の好きなことがボランティアに繋がることを知り、ボランティアは思ったよりもハードルが低いものだと知ることができた」「福祉以外のカテゴリーもボランティアになることを学び、視野が広がった」などなど、たくさんの感想をいただきました。
■第2弾
第2弾では、ボランティア情報センターのメンバーによるボランティア参加のきっかけの話をさせていただいたり、後半では長野県社会福祉協議会の方たちと一緒に「遊びとボランティアはどう違う?」というテーマで哲学対話をしたりしました。参加した皆さんからは、ボランティアについて考えを共有する時間は初めてだった」「色んな人のボランティアへの思いを聞けて楽しかった」「ボランティアの定義について考える良い機会になった」などの感想をいただきました。
詳細は以下よりご覧いただけます。
第1弾:好きから始めるボランティア
第2弾:哲学対話で考えるボランティア
ボランティア情報センターHPから記事を読む
②災害ボランティア体験談の共有
長野県社会福祉協議会 鈴木様
長野県社会福祉協議会主事鈴木啓太様より、災害ボランティア体験談を伺いました。
鈴木様は本学社会福祉学部の卒業生です。
学生時代から、運動や体験型の遊びを通して児童ボランティアに関わってきた経験があり、取り分け災害ボランティアに力を入れて取り組んでこられました。
2019年の台風19号災害時には、被災地でのボランティア活動に尽力されました。
一口に災害ボランティアと言っても様々な種類があること、また実際に行く際の服装の注意点などを具体的に伺いました。
■災害ボランティアの種類
言葉だけを聞くと活動のハードルが高く、自分にはできることがないように感じてしまうかもしれません。
しかし、実際にはさまざまな形のボランティアがあります。
ほんの一例ですが、泥出し、傾聴(お話し相手)、子どもと一緒に遊ぶ活動、備品づくり、運営補助、ブラッシング、炊き出し、写真の洗浄など、多岐にわたります。
このほかにも現場にはまだまだ多くのボランティアがあります。
自分の得意なことや、無理なくできることを生かして関わることができます。
■服装の注意点
✖望ましくない服装:半袖・半ズボン、サンダル
〇望ましい服装:長袖・長ズボン、防塵マスク、軍手(ゴム手)、長靴、帽子や手ぬぐい
■まとめ
①人の暖かさを実感!
②達成感がすごい!
③得意が活かせる!
③ボランティアマップ作成
これまでに経験したことのあるボランティアを付箋紙に書き出し、上田市の地図に貼っていきました。
あわせて、活動の様子が分かる写真があれば掲示しました。
また、緑色の付箋紙には「ボランティアに参加しづらい理由」などを記入してもらいました。
これらの緑色の付箋紙については、長野県社会福祉協議会の鈴木様、ボランティア情報センター、地域づくり総合センターがフォローバックを行いました。
ボランティアマップは後日学内で展示する予定です。
最初は何もない地図。
参加者が書き込んだ付箋紙がたくさん貼られました。
④ボランティアプチ説明会
相談ブースを複数設けて、参加者からの質問やボランティア先の紹介を行いました。
①みんなのしおだ食堂 / 放課後学習支援陽だまりキッズ
②子どもだれでも居場所くるme
③就労継続支援B型事業所キミノタネ
④ポータルサイト掲載中のボランティア
全学生向けボランティア情報の公開先
地域づくり総合センターから、全学生に向けてポータルサイトにボランティア情報を公開しています。
サイト上部のユーザIDとパスワードを入力してログインしてください。
(更新日付)ボランティア情報募集一覧に添付されているExcelファイルから、その時に募集しているボランティアを一覧でご覧いただけます。
まとめ
8月から始まった第1弾から最終回の第3弾まで、本企画担当を務めた和田歩祐奈さんにまとめの文章を寄せて貰いました。
第3弾では、長野県社協の方に令和元年台風19号災害時の災害ボランティアについてのお話をしていただいたり、参加した皆さんと長野大学オリジナルの「ボランティアマップ」を作成したりしました。
参加した皆さんからは、「様々なボランティアを知ることができて、良い機会だった。」「災害ボランティアは肉体的なものだけでなく、裏方も求められていることを知り、興味を持つことができた。」「自分のボランティアの範囲を維持しつつ、ボランティアの輪を広げていきたい」などの感想をいただきました。
「ボランティアを知って・考えて・繋がる会」全3回を通して、参加していただいた皆さんにボランティアについて知っていただいたり、興味関心を持っていただけたりすることができたと感じています。
また、ボランティアを身近なものとして捉えていただくことができたのではないかと思います。
参加してくださった学生の皆さん、素晴らしい会を共に作り上げてくださった長野県社会福祉協議会の皆様、本当にありがとうございました。
長野大学ボランティア情報センターメンバー一同、心から御礼申し上げます。
2026年2月7日(土)に長野大学9号館リブロホールにて成果報告を行う予定です。
ボランティア情報センターメンバーの感想
ボランティアマップを作成したことで、ボランティア参加にあたって、交通手段を求める学生だけでなく、"一緒に参加出来る友達"を求めている学生がいることもよく分かった。
今後はボランティア参加者増加に向けて、"繋がり"を作るアプローチをしていく必要があると学びの機会になった。
(社会福祉学部4年 部長 宮下聖菜)
災害ボランティアについて、体験談を踏まえてお話を聞けたことで、より身近に感じて、学ぶことができた。
また、ボランティアマップの作成時、参加してくれた方々が積極的に付箋に書いてくださり、良いマップが作れてとても良かった。
(社会福祉学部4年 会計担当 熊谷亜弓)
ボランティアマップを作成することを通して、様々な種類のボランティアがたくさんあることに気づくことができた。
また、社会福祉学部だけでなく企業情報学部や環境ツーリズム学部の学生、留学生の参加があり、多様な視点、立場からマップを作成することができて良かった。
そして、今後より多くの方がボランティア参加に繋がることができるよう、情報提供や日々の活動を工夫していくことがさらに求められるということを学ぶことができた。
(社会福祉学部4年 企画担当 和田歩祐奈)
災害ボランティアはハードルが高いと感じてしまっていたが、お話から一人ひとりの取り組みが被災地の力になることがわかり、やりがいのあるボランティアだと思った。
マップ作成では、自分が知らないボランティアについて知ることができたり、新しい繋がりを作るきっかけにもなったと思うので良かった。
(社会福祉学部3年 次期部長 小林美緒)
今回参加してくださった皆さんはもちろん、参加できなかった学生の皆さんも、今後ボランティア活動に関心を持たれた際には、ぜひ長野大学ボランティア情報センターまでご相談ください。
全3回の研修会開催にあたりまして、ご協力いただきました社会福祉法人長野県社会福祉協議会の皆さまに、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
お問い合わせ先
長野大学ボランティア情報センター

長野大学ボランティア情報センター <お問い合わせ>
長野大学地域づくり総合センター
長野大学地域づくり総合センター <renkei@nagano.ac.jp>