ボランティアを知って、考えて、繋がる会(第1弾)
長野大学公認サークル「長野大学ボランティア情報センター」は、今年度の信州上田学事業のなかで、「大学生を対象としたボランティア意識の醸成」をテーマに活動に取り組んでいます。
取り組みの一環として、ボランティアを知って・考えて・繋がる研修会を企画しました。
第1弾のテーマは、「福祉・ボランティアのイメージをアップデートしよう!」です。
開催日時:2025年8月7日(木)14時~15時
開催場所:長野大学9号館 3階(9-301・302会議室)
主催:長野大学ボランティア情報センター
協力:社会福祉法人長野県社会福祉協議会
当日は、学生14名、教員2名、外部からの見学者1名にご参加いただきました。
(上田短期大学様から、学生・教員それぞれ1名の方にご参加いただきました。)
▼メディア掲載情報
・信州民報社(8月19日)
・東信ジャーナル(8月26日)
プログラム①
前半では、長野県社会福祉協議会の山崎様による「ボランティアイメージのアップデート」に繋がるお話をしていただきました。
プレゼンでは、以下の3つのキーワードを紹介しながら、ボランティアを始めるきっかけは「自分の好きなこと」や「興味のあること」―「スキ」からでもよいこと、そしてそれが必ずしも福祉に関わる活動でなくても構わないことが参加者に伝えられました。
・社会性(公益性・公共性)
・自発性(やる気)
・無償性(手弁当)
長野県社会福祉協議会 山﨑様
プログラム②
続いて、長野県社会福祉協議会の福澤様の進行による「付箋ワーク」が行われました。
参加者は、付箋紙に「自分の好きなこと・得意なこと」を自由に書き出し、ホワイトボードに貼り出しました。
貼り出された付箋紙には、「散歩」「映画」「料理」「ゲーム」「こどもに関わること」など、さまざまな“スキ”が並びました。
例えば、普段何気なく歩いているだけの「散歩」でも、地域の見守りにつながることを例に挙げて、身近な“スキ”がボランティアに繋がることが参加者に共有されました。
長野県社会福祉協議会 福澤様
長野県社会福祉協議会 高橋様が、
真っ白だったホワイトボードに絵や図を交え、リアルタイムで情報を追加して行きます。
まとめ
今回のプログラムでは、「ボランティアイメージの転換」「自分らしい関わり方を見つけること」を目的に、2つのセッションが行われました。
ワークを通じて、参加者は自分の関心や得意分野がボランティアのきっかけになることを実感し、ボランティアへのハードルがぐっと下がるとともに、視野が広がる体験となったようです。
イベントに、ご参加いただいた皆様ありがとうございました。第2弾、第3弾の開催を予定しておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
また、参加してくださった皆さんはもちろん、今回参加できなかった学生の皆さんも、今後ボランティア活動に興味を持った際は、ぜひ長野大学ボランティア情報センターまで、お気軽にご相談ください。
今回の研修会開催にあたり、ご協力いただきました社会福祉法人長野県社会福祉協議会の皆様には、この場を借りて御礼申し上げます。
アンケート
研修会の最後に、参加者の皆さんにアンケートにご回答いただきました。一部をご紹介させていただきます。
・自分や誰かの「好き」からボランティアが始まることを知り、ボランティアは自分が思っているよりもハードルが低いことを学んだ。
・きっかけはどんな些細なことでもいいというのが、私のボランティアの悩みの答えに近づくことができたと思います。
・何がボランティアに繋がるのか、一人ではわからないことが多いので、視野が広がった。
・何気ない好きなことが他の人と繋がって、誰かのためになったり、誰かのニーズを満たすことになるとわかり、ボランティアのハードルが下がった。
・障害や児童といったカテゴリーに縛られず、できることがいっぱいあると実感した。
・自分の好きなもの、やりたいことをきっかけにして良いというお話で、あまり「人の役に立たなきゃ」と気負わず、自分のためにボランティアに行っていいんだと分かってすごく学べました。
ボランティア情報センターより
今回の研修会を企画運営したボランティア情報センターから、感想を寄せてもらいました。
・周知を始めた最初は人が集まるか不安だったけど、予定より参加者が集まってくれて嬉しかったし、ほっとしました。
・この研修会をきっかけに、ボランティアに参加してみようと思う人が増えたり、実際にボランティアへの参加に繋がったりしたら嬉しいです。
・本会に参加してくださった皆さんに、きっかけはなんでも良いこと、好きなことから繋がるボランティアがあること、必ずしも奉仕の意識を持たなくても参加できることを伝えられてよかったです。
・アンケートを読んだ時に、私たちが伝わってほしかったことが県社協様のお力をお借りして、参加者の方々に伝わっていたことを感じて、本当に嬉しく思いました。
・今後もこうしてボランティア参加への一歩を押せる機会を作っていきたいです。
前列左から、
社会福祉法人長野県社会福祉協議会
福澤様、山﨑様、高橋様
ボランティア情報センターメンバー
左から、
熊谷亜弓さん、(企画担当)和田歩祐奈さん、
西田瑶子さん、(部長)宮下聖菜さん
(いずれも社会福祉学部4年生)
お問い合わせ先
長野大学地域づくり総合センター <renkei@nagano.ac.jp>
長野大学ボランティア情報センター <お問い合わせ>