【2023.7.7】
日本においては、厚生労働省が広く存在している2つのPFAS化学物質であるペルフルオロオクタン酸PFOA及びペルフルオロオクタンスルホン酸PFOSを水道水の水質管理目標設定項目に位置づけ、暫定目標値としてPFOSおよびPFOAの合計値50ng/Lを設定しています。これに対して、東京都の多摩地域で水道水に使われる井戸水など国内各地の河川や井戸水から高濃度でPFASが検出されています。また、全国の在日米軍基地周辺の水道水からもPFASが検出されていますが、米軍基地での消火訓練時の流出が原因と指摘されています。長野市においても犀川沿いの川合新田地区で暫定目標値越えがあることがわかり、一部水源で取水を止めているところです。
今回、淡水生物学研究所の淡水魚の飼育・実験に用いている井戸水を令和5年6月20日に採集してPFOSおよびPFOA の濃度を測定を行い(水温16.7℃)、下限値の5ng/L未満という低い値が得られました。国の暫定目標値が50ng/L以下であり、上田市小牧周辺でのPFASによる水質汚染の可能性は低いことが明らかとなりました。
日本においては、厚生労働省が広く存在している2つのPFAS化学物質であるペルフルオロオクタン酸PFOA及びペルフルオロオクタンスルホン酸PFOSを水道水の水質管理目標設定項目に位置づけ、暫定目標値としてPFOSおよびPFOAの合計値50ng/Lを設定しています。これに対して、東京都の多摩地域で水道水に使われる井戸水など国内各地の河川や井戸水から高濃度でPFASが検出されています。また、全国の在日米軍基地周辺の水道水からもPFASが検出されていますが、米軍基地での消火訓練時の流出が原因と指摘されています。長野市においても犀川沿いの川合新田地区で暫定目標値越えがあることがわかり、一部水源で取水を止めているところです。
今回、淡水生物学研究所の淡水魚の飼育・実験に用いている井戸水を令和5年6月20日に採集してPFOSおよびPFOA の濃度を測定を行い(水温16.7℃)、下限値の5ng/L未満という低い値が得られました。国の暫定目標値が50ng/L以下であり、上田市小牧周辺でのPFASによる水質汚染の可能性は低いことが明らかとなりました。