記録集『若者たちへの伝言2023』を制作
山浦専門ゼミナールの学生たちが太平洋戦争時代の聴き取り調査や疎開調査について、記録集『若者たちへの伝言2023』として冊子にまとめました。
2024年2月14日に地域のメディアに向けて成果物の報告発表を行いました。
奥左から、上野未来さん、柳沢駿太さん、小谷健人さん、伊藤果穂さん
手前左から、岡田輝さん、山浦和彦副学長、高田一吹さん
(2022年度発行の『若者たちへの伝言』を読む)
冒頭に山浦副学長より、取り組みについて、記録集概要について説明をしました。
「戦争が遠く、教科書の中でしか知らない若い世代の皆さんに『戦争は身近なところにある』こと『たくさんの先人の方々の犠牲の上に今の自分がある』こと、『語り継いでいくことや戦争遺跡などを保存していくこと』、『戦時下の日常エピソードから戦争を自分事』ととらえることの大切さを伝えていくことが重要であると思います。
当時を知る方々の高齢化が進み、直接お話を聞くことが困難となってきているなか喫緊に取り組む必要のある課題と言えます。
昨年度よりの聴き取り調査に加えて、今年度は「疎開」をテーマに聴き取りや資料の取りお越しをしてまいりました」
続いて、ゼミ長の岡田輝(社会福祉学部4年)さんが、市内の戦争体験者への聴き取りや戦争遺跡から学んだことなど、1年間の活動報告を行いました。
「本年度は、6名の方から聴き取りを行いました。また、市内6か所の戦争遺跡でフィールドワークを行いました。
調査内容をまとめた記録集『若者たちへの伝言2023』を活用して、市内の小学校・中学校・高校で語り継ぐ活動を実施しました」
最後にゼミ生ひとりひとりから、1年間を通して学んだこと・感じたことなどを報告しました。
新聞社4社(信毎、東信ジャーナル、毎日、信州民報)から取材を受けました。
メディア掲載情報
2月14日:SBCニュース
2月15日:信濃毎日新聞朝刊
2月17日:東信ジャーナル
2月19日:毎日新聞
2月20日:UCVレポート
2月20日:信州民報
2月28日:NHK信州ニュース
今後の活動ついて、主に以下の課題に取り組んでいきたいと考えています。
1.集団疎開についてヒアリングを実施したい
2.工場疎開と上田をテーマに深堀調査をしたい
3.語り継ぐ活動を近隣の小中学校へも継承、広げていきたい
今年度、聴き取り調査にご協力いただきました語り部の皆様、活動の場を提供してくださった小中高学校関係者の皆様、また本書の刊行にお力添えいただきましたすべての皆様に感謝申し上げます。