環境ツーリズム学部松下ゼミでは、コミュニティ拠点の一つである上田市武石地域にある古民家たまり家にて、床板貼りワークショップを地域の方々の多くの参加を得て実施しました。
松下ゼミでは、武石地域にある明治時代初期に建てられた古民家たまり家を再生利用して、地域の子どもたちの居場所づくりを地域のNPOとともに進めています。このたびは、たまり家の1階居室部分を改修して地域の皆が集まりやすい空間づくりを目指して、地元材を活用したフローリング床の板貼り作業を中心におこないました。
作業は地域の若手大工さんの指導のもと、古民家再生に関心のある地域住民の方々も多く参加されて行なわれました。また、作業の傍らでは、すでに畳が整備された和室において、高校生と地域づくりに関するワークショップが開催されたり、たまり家の大家さんへのインタビュー調査が実施されたり、地元中学生の見学会がおこなわれりと、多様な活動がたまり家で展開されていました。
今後、松下ゼミでは今年中を目処に、たまり家の1階部分の床貼り作業を完成させる計画です。9月から12月まで毎月、板貼りDIYワークショップを開催します。関心のある方は、ぜひご参加ください。
なお、この事業は、長野県・地域発元気づくり支援金を活用して進められています。
教員紹介
教授
松下 重雄
マツシタ シゲオ
所属
環境ツーリズム学部、地域経営学部