ネイチャーゲーム「五感を使って同じものを見つけよう」をキャンパス内の「恵みの森」で実施(2025.6.9)
長野大学の里山林(恵みの森)で、ネイチャーゲーム「五感を使って同じものを見つけよう」を行いました。このゲームは、4人一組の班に分かれて行います。まず、各班が他の班員に五感(視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚)のうちの一つの感覚を使って見つけてもらいたい物を探し、その物の特徴を説明します。例えば、「視覚」の班であれば「赤くてきれいなもの物」、「聴覚」の班であれば「パキッと鳴る物」(実際に鳴らしてみる)などと、その物の特徴を一つの感覚を使ってとらえ、他の班員に説明します。次に、それらヒントをたよりに、実際にその物を探しに行きます。最後に、それぞれのお題を出し合った班員同士で答え合わせをし、見つけた物について教員がさらに詳しく解説します。
このネイチャーゲームは、教員がサポートしつつも、学生自身が企画者や参加者になって作っていくのが特徴です。学生達は、身近な里山にある物を使って、ネイチャーゲームを作って楽しむ方法を学びました。
見つけてもらいたい物を探す
赤い木の実をつけるミヤマウグイスカグラ
見つけてもらいたい物を説明する
見つけてもらいたい物のあれこれ
見つけてもらいたい物の特徴を覚える
探しに行く
答え合わせをする
見つけた赤い木の実
ネイチャーゲームリーダー養成講座(2024.6.9)
2024年6月に、森・川・里の恵みクリエイター養成講座の受講生9名が日本シェアリングネイチャー協会が主催する「ネイチャーゲームリーダー養成講座」に参加し、ネイチャーゲームリーダーの資格を取得しました。
詳細は:
森・川・里の恵みクリエイター養成講座 ネイチャーゲームリーダー養成講座に参加しました
専門科目「里山再生論」(担当:高橋一秋)とは
本科目は、環境ツーリズム学部の専門科目です。本科目では、生態系が作り出す生態系サービス(自然の恵み)を現代社会に役立てるための知識を習得し、生物多様性と生態系サービスという観点から、現在と過去の里山の違いについて学びます。また、自分がやってみたい生態系サービスの再生・活用・保全に関する提案を考えます。
「森・川・里の恵みクリエイター養成講座」の受講生は、「里山再生論」の授業の中で「生態系サービスの再生・活用・保全に関する提案」を考え、Ⅱ種資格の取得を目指します。
2026年4月から、環境ツーリズム学部と企業情報学部の再編による「地域経営学部」が開設予定です。
それに伴って、「里山再生論」は「地域経営学部、地域サステイナビリティコース・環境ツーリズム領域」の専門科目に移ります。
森林が作り出す多様な生態系サービス
関連リンク
教員紹介
教授
高橋 一秋
タカハシ カズアキ
所属
環境ツーリズム学部、地域経営学部