環境ツーリズム学部の専門展開科目である自然調査演習は、環境アセスメント業務や自然観察ガイドといった職業で必要となる環境調査やインタープリテーション等に関する技術の習得を目標としています。森や川など様々なフィールドや生物を対象とし、対象とする環境や種の特徴に応じた適切な野外調査手法を実践的に学び、その環境の現状を正しく評価し伝えることを目指します。
5月19日は水生生物を対象とした採集法について学びました。生態系や生物多様性の評価はその場所の自然環境を理解するうえで最も基礎的な情報として不可欠な資料となりますが、水生生物は目視による確認が困難であるため、一般的には採集による調査が行われます。実習ではキャンパス内にある池などで魚類や水生昆虫などの採集に取り組みましたが、多くの実習生が初めての胴長靴や池の泥に苦戦しているようでした。
教員紹介
教授
満尾 世志人
ミツオ ヨシト
所属
環境ツーリズム学部、共創情報科学部(仮称)設置準備室