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白川郷・冬季エコツーリズム視察:高橋一秋ゼミ(里山再生学ゼミ)、森・川・里の恵みクリエイター養成講座

  • 環境ツーリズム学部

白川郷・冬季エコツーリズム視察(2025.2.26-27)

高橋一秋ゼミ(里山再生学ゼミ)と森・川・里の恵みクリエイター養成講座では、世界文化遺産に登録されている「白川郷」に赴き、冬季エコツーリズムの視察を行いました。里山再生学ゼミの学生が、視察地や視察の目的、スケジュールを考えました。

視察の目的

①世界文化遺産である白川郷の合掌造り集落を見学し、厳しい環境で暮らしてきた日本人の工夫を学ぶ。また、実際に冬の積雪の様子をみることで、合掌造りの必要性を知る。ガイドの方に案内・解説していただき、理解を深める。森のガイドウォーク(スノーシュー)を通じて、隣県である岐阜県の冬の自然環境や動物の生態を学ぶ。

②「飛騨高山まつりの森」を見学し、飛騨高山の歴史文化を学ぶ。特に、日本三大美祭である高山祭のまつり屋台や「世界一の大太鼓」を見て、地域の行事・伝統文化と木の深い関わりを体感する。

③日本一標高の高い観光鍾乳洞である飛騨大鍾乳洞を見学し、自然構造物である鍾乳洞や「氷の渓谷」がエコツーリズムに活用されている事例を学ぶ。

④奥飛騨クマ牧場にて、多くのゼミ生の個人研究に関係するツキノワグマの生態を学び、実際の動きを見る。2024年に指定管理鳥獣に追加されたクマが人間に友好的に扱われている施設を視察し、より良い関係性を考えるきっかけとする。

⑤中部山岳国立公園奥飛驒ビジターセンターを訪れ、周辺の自然環境について知る。乗鞍岳や中部山岳国立公園について、職員の方に実際に話を伺う。この施設は2024年7月に「地域の自然を生かした自然体験や交流の場」としてリニューアルされており、地域に根差したエコツーリズム拠点を視察し、今後の学部での学びに役立てる。

活動の様子

・白川郷の散策(観光ガイド付き)

合掌造りの集落を背景に記念撮影 

合掌造りの屋根裏

・白川郷合掌ミュージアム

合掌造りの屋根にカヤをふく作業

合掌造りの床下

・スノーシュー体験(トヨタ白川郷自然學校)

ガイドは里山再生学ゼミの卒業生

スノーシュー体験を楽しみました!

・飛騨高山まつりの森

平成のまつり屋台 

世界一の大太鼓

・飛騨高山の古い町並み

みたらし団子

酒屋の杉玉

・飛騨大鍾乳洞

鍾乳洞

氷の渓谷

・奥飛騨クマ牧場

エサをねだるツキノワグマ

餌をあげる学生

・中部山岳国立公園奥飛驒ビジターセンター

展示を見る学生

木材の違いを学ぶ展示

・2月26日(水)
5:20 5号館前駐車場 集合
5:30 大学 発
5:30~10:30 車で移動(貸し切りバス)
10:30 村営せせらぎ公園駐車場 着 (駐車場料金:バス3000円)
10:30~12:30 白川郷の散策(観光ガイド付き)
              飛騨観光カンパニー 白川郷観光ガイドサービス
12:30~13:00 白川郷散策(個人)
13:00~13:20 車で移動
13:20 道の駅 白川郷 着
13:20~14:40 白川郷合掌ミュージアム 見学
14:40 道の駅 白川郷 発
14:40~15:00 車で移動
15:00 トヨタ白川郷自然學校 着
15:30~16:30 スノーシュー体験
16:30~18:00 入浴・自由時間
18:00~19:00 夕食
19:30~21:00 ミーティング(研修室)
21:00~23:00 自由時間
23:00 就寝

・2月27日(木)
6:00 起床
7:00 朝食
8:00 トヨタ白川郷自然學校 出発
8:00~9:30 車で移動
9:30 飛騨高山まつりの森 着
9:30~10:30  飛騨高山まつりの森 見学
10:30 飛騨高山まつりの森 発
10:30~10:45 車で移動
10:45 市営 高山駅西駐車場 着
10:45~12:15 飛騨高山の古い町並みの散策
12:15~13:00 車で移動
13:00 飛騨大鍾乳洞 大橋コレクション館 着
13:00~14:00 飛騨大鍾乳洞 大橋コレクション館 見学
14:00 飛騨大鍾乳洞 大橋コレクション館 発
14:00~14:45 車で移動
14:45 奥飛騨クマ牧場 着
14:45~15:45 奥飛騨クマ牧場 見学
15:45 奥飛騨クマ牧場 発
15:45~16:00 車で移動
16:00 中部山岳国立公園奥飛驒ビジターセンター 着
16:00~17:00 中部山岳国立公園奥飛驒ビジターセンター 見学
17:00 ビジターセンター 発
17:00~20:00 車で移動
20:00 大学 着
20:00~20:30 片づけ&まとめ
20:30 解散

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教員紹介

教授

高橋 一秋

タカハシ カズアキ

所属

環境ツーリズム学部