UE森2024~上田地域にぎやかな森づくり植樹の集い~(2024.5.25)
長野県上田地域振興局などが主催する「UE森2024~上田地域にぎやかな森づくり植樹の集い~」(青木村にて開催)に、学生32名が参加しました。
いま日本は、2025年までに木材自給率を50%以上に上げる目標を掲げ、主伐・再造林を推進しています。今後、林業を推進しながら、森林の多面的機能が発揮される森づくりを行っていく計画です。そのことを、最先端の現場で植樹活動を体験しながら学ぶことが、今回の目的です。
このイベントには、総勢200名(にぎやかな森プロジェクト実施協定締結企業の方々、地元みどりの少年団の児童、地元大学の学生、地域住民や一般公募の方々など)が参加し、カラマツの苗木4000本を植樹しました。
植樹後には、長野大学の学生を対象に森林教室を開いていただき、長野県上田地域振興局と信州上小森林組合の方々から、長野県の林業の現状と課題(主伐・再造林の意義など)、人工林の持つ多面的な機能(森林の二酸化炭素吸収機能、自然災害の防止機能など)について解説していただくとともに、学生達からの質問にもお答えいただきました。
※にぎやかな森プロジェクトとは…
森林所有者だけでは解決が難しい持続的な森林経営に向けて、市町村などの地方自治体、民間団体、企業、NPO、研究機関など様々な主体が連携して、森林整備や調査研究活動に取り組むことを目的に令和3年度にスタートしたプロジェクトです。
(事務局…上小森林認証協議会)
植樹活動前
伐採されたスギの切り株
植樹するカラマツの裸苗
植樹活動
植樹活動後
森林教室
関連リンク
教員紹介
教授
高橋 一秋
タカハシ カズアキ
所属
環境ツーリズム学部