2026年7月26日、長野県上田市新田地域の新田北ホールにおきまして、多世代交流サロン「みんなの食堂スタート企画・ピザ作り体験」が開催され、長野大学の矢野ゼミナールの学生と助っ人(すけっと)が参画し活躍しました。今回の多世代交流サロンでは、多くの子どもたちの参加が予想されたため、矢野ゼミナールの学生と助っ人とで、子どもたちが楽しめるゲームやイベントを企画し、保護者の方々が、少しでも、ほっと一息つきながら「ピザ作り」を楽しめるようなレスパイトの時間を確保することを活動の目的としました。


結果、開催当日は、事前申し込みと当日参加とを合わせて100名以上が参加する大イベントとなりました。
参加してくれた子どもたちの人数も、30名を超えました。

参加した10名の学生と助っ人たちは開始前に事前打ち合わせをおこない、参加者の受付対応、座席の確保と誘導、子どもたちのピザ作りのお手伝い、子どもたちとの遊びとイベント担当を分担して対応しました。

事前に準備した企画、 折り紙づくりや風船バレー等も子どもたちに大人気で、 大成功の遊びとイベントになりました。




終了後には、ピザを食べながら、今回の多世代交流サロンについての振り返りと意見交換会が行われ、初めて参加した助っ人からも次のような感想等がありました。
「新田の風の皆様がこのような楽しい多世代交流イベントを企画しようと思うところが地域への想いが溢れていて素敵だと感じた。それを実行するにあたって協力してくれる人が沢山いること、参加しようと思う人が沢山いることがこの新田地域の魅力であると感じた。このような活気のある自治体の活動に参加させてもらえている事がありがたいなと改めて思った。また、私は小さい子が苦手だったが今回小学生と一緒に遊び、自分も小学生の頃に戻ったように感じてすごく楽しかった。」
「今回、申し込みが100名以上であり高齢者の方から幼稚園児まで幅広く参加してくれ、新田地区の繋がりの深さを感じることができた。ピザ作りのお手伝いで子供達の周りについていたが、みんな好きな具材を用意してきておりキラキラした目で作っているのが印象的であった。普段体験出来ないイベントだったため、思い出に残るものになったのではないかと感じる。また、子供達と遊んでいる際に、保護者の方が「一緒に遊んでくれる人がいると助かる」という声を沢山聞き、とても嬉しく感じた。」
「ピザづくりでは理想のピザに向けて目を輝かせながらトッピングしている姿が印象的でした。新田地区の方々が協力して作り上げたイベントは子どもにとって、思い描くものを作る達成感を得られ、普段関わらない大学生や年齢の人たちが上の年齢の方々と関われる機会になっていたように感じました。多世代が一か所に集まることで地域のつながりが深まっていくのだと学びました。」
近年のOECD(経済協力機構)報告書でも、社会的つながりの希薄化にともなう生活上のリスクの高まりが指摘されており、サードプレイス(家庭や職場・学校とは別に、リラックスして自分らしく過ごせる居場所)の重要性が注目されています。今回の多世代交流サロンをきっかけに、サードプレイスを支える持続的なコミュニティづくりの一助となることが期待されます。
教員紹介
教授
矢野 亮
ヤノ リョウ
所属
社会福祉学部、大学院 総合福祉学研究科
総合福祉学研究科社会福祉学専攻博士前期・後期