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「人間と社会の理解」片山クラス・土屋クラス 門下祐子先生による「自分やともに生きる他者の「性」を考える」の特別講義を受けました。

  • 社会福祉学部

“Understanding Humans and Society” KATAYAMA Class & TSUCHIYA Class

We attended a special lecture by instructor KADOSHITA Yuko entitled "Thinking about the 'sexuality' of yourself and the people you live with."

6月11日㈬に、京都教育大学で教員をしている門下祐子先生をオンラインでお呼びして「自分やともに生きる他者の「性」を考える」をテーマに特別講義を1年生クラスの片山クラスと土屋クラスの学生たちが受講しました。

セクシュアリティと⼈間関係に関して、⾃由かつ責任をもってコントロールし、⼗分な情報に基づいた意思決定を⾏えるような⽣活の準備ができている⼦どもや若者はわずか(「改訂版 セクシュアリティ教育に関する国際テクニカルガイダンス エビデンスに基づいたアプローチ:2018)とあるように、新生活を一人暮らしではじめる機会となる大学生にとって、「包括的性教育」は必要であると考え、今年も門下先生に講話をいただきました。

今年は、性に関する人権という観点から、誰もが「からだの権利」を持っていて、からだも感覚も人それぞれであり、だからこそ、相手に同意をとることが重要であること、自分自身の感覚のみならず、同じように他者の感覚も大切にしていくことが、ともに生きていくことにつながるというお話をいただきました。

今回も学生から「ポジティブな性教育ははじめてでした」「自分の感覚を大切にしてよいことが学べた」「セカンドレイプにならないよう自分でできることは力になりたい」「どうやって助けたらよいかわかった」などの感想を得て、オープンに話をしても良い話題なのだという空間となりました。

門下先生は、外部サイトを別ウインドウで開きます『シンプル性教育 いっしょに話そう!くらす・はたらくに活かす「性」のこと』(一般社団法人スローコミュニケーション)というわかりやすい図書を執筆しています。 

文責 片山 優美子

教員紹介

教授

片山 優美子

カタヤマ ユミコ

所属

社会福祉学部、大学院 総合福祉学研究科

総合福祉学研究科社会福祉学専攻博士前期・後期