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青木(雄)専門ゼミナールの活動 -特別支援学校における「遊びを中心とした生活単元学習」の観察を通して-

  • 社会福祉学部

本ゼミナールでは、複数のフィールド活動の中から、学生の関心に応じて選択をします。1年ないし2年間そのフィールド活動に携わる中で、学生が主体的に「問い」を見つけ、ゼミ論集作成や卒業論文執筆につなげていきます。

今回は、指導教員が博報堂教育財団から研究助成を受けて取り組んでいる研究【特別支援学校における自閉スペクトラム症児の共同注意の発達向上アプローチ:「遊びの指導」の人的・物的支援に着目して】(https://www.hakuhodofoundation.or.jp/subsidy/recipient/2024.html#07)のフィールドに学生も一緒に参加しました。A特別支援学校小学部における「遊びを中心とした生活単元学習」にて対象のお子さんの様子や発話をビデオ記録します。

「遊びを中心とした生活単元学習」は、子どもがめいっぱい遊ぶ中で、身体活動を活発にし、仲間との関わりを促進することを主な目的とした学習ですが、本研究では、その副次的な効果として共同注意という心理機能がどのように変化していくか検証するものです。

実際的な教育・研究に携わる中で、学生が自分なりにどんな「問い」を見出すか、今後に期待です。

教員紹介

准教授

青木 雄一

アオキ ユウイチ

所属

社会福祉学部、大学院 総合福祉学研究科

総合福祉学研究科発達支援学専攻