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2024年度学位論文中間発表会(7月)を開催しました

  • 総合福祉学研究科の活動
【2024.7.23】
 2024年7月13日(土)14時半から、総合福祉学研究科中間発表会を開催しました。「社会福祉学専攻 博士前期課程・後期課程」および「発達支援学専攻 修士課程」の大学院生が、学位論文に向けた研究の進捗状況と成果を報告し、専攻所属教員から指導や助言を受け、また、仲間の大学院生と意見交換をしました。この発表会は、大学院の公開授業としても位置づけられており、多くの意見等が得られました。社会福祉学専攻では、対面とオンラインのハイブリッド形式で、学生がパワーポイントのスライドを用いて1人あたり15分で発表し、その後に質疑応答を行いました。発達支援学専攻では、ポスター発表形式で、学生と参加者が近い距離で深いディスカッションを適宜行っていました(この発表用ポスターは、今月末まで正面玄関付近に掲示されています)。いずれの会場でも、活発な議論がなされ、研究を深めるうえで貴重な機会となりました。

報告のタイトルは以下の通りです。

「社会福祉学専攻 博士前期課程」
・シティズンシップの現代史(仮)
・高齢者移住と地方自治体の社会福祉政策に関する実証研究(仮)
・生活支援体制整備事業における生活支援コーディネーターの社会的役割の明確化(仮)
・子育て世帯の生活困窮に対する自立支援の研究~伊那市の食糧支援を入口とした地域づくり~(仮)
・中学生・高校生の福祉ボランティア体制の構築~こども食堂からの考察~(仮)
・市町村社会福祉協議会が行う福祉情報の発信について~インターネット世代からシニア世代まで~(仮)
・戦後日本福祉の思想的研究―特に糸賀一雄と吉田久一の思想を中心として―(仮)
・地方中心都市精神科の医療保護入院患者の退院支援に関わる構造的課題―退院後生活環境相談員による医福連携の実践にみる地域移行障壁に着目して(仮)
・わが国のソーシャル・ファーム(社会的企業)における農福連携事業の社会的意義-(仮)
・触法行為のある障害者の地域生活支援(仮)
・地域密着型サービス・認知症グループホームの改善点に関する一考察(仮)

「社会福祉学専攻 博士後期課程」
・小規模社会福祉法人の生き残り戦略と展望(仮)社会福祉法人組織再編と、それによらない選択肢に着目した社会福祉法人経営に関する一考察(仮)
・「防災福祉による防災の新たな展望」―社会福祉学の新たな役割―(仮)
・「サティアの思想、家族、コミュニティ」地域共生社会と地域包括システムは成立可能か(仮)
・制度の狭間に関わるソーシャルワーカーのプロフェッショナルコンピテンスの可視化の研究―アルコール依存症患者の支援プロセスを事例に―(仮)

「発達支援学専攻 修士課程」
・公設型学習塾をめぐる主体横断的な連携・協働の実態と課題(仮)
・インクルーシブ保育の現状と課題を踏まえて実践を考える ー保育士の視点から捉えてー(仮)
・育児期にある母親の睡眠の質に焦点をあてたメンタルヘルス支援の検討(仮)
・「気になる子」のライフステージの変化を支える体制の在り方とは(仮)
・傾聴ボランティアのコロナ禍の継続要因に関する一考察ー長野県における8グループを対象としてー(仮)