10月5日(日)開催「みやぎ2025 第48回全国育樹祭式典」に招待(2025.10.5)
このたび、被災地里山救済・地域性苗木生産ネットワーク(通称:たねぷろじぇくとネットワーク)は、第48回全国育樹祭宮城県緑化等功労者【未来を育む「海岸林づくり」部門】に選定されました。
本表彰は、長年にわたり宮城県の森林保全・整備、緑化の推進、県産材の活用等に貢献し、その功績が顕著であると認められた個人・団体に贈られるものです。
2025年10月5日(日)、宮城県利府町のセキスイハイムスーパーアリーナで開催された第48回全国育樹祭式典行事に招待され、感謝状が贈呈されました。当日の記念式典には、秋篠宮文仁親王殿下・同妃紀子殿下がご参列され、お言葉を述べられました。
「たねぷろじぇくと」では、2025年11月までに計445回のワークショップを実施し、のべ12,988名が参加しました。今回の感謝状は、これらの活動に関わったすべての参加者に対して贈呈されたものです。
左:佐竹寿(坂元小学校) 右:高橋一秋(長野大学)

たねぷろじぇくとに贈呈された感謝状
高橋一秋ゼミ(里山再生学ゼミ)のゼミ生は、いわば「たねぷろじぇくと」を動かすエンジンです。
プロジェクト開始以来、長年にわたりワークショップの企画・運営を担ってきました。2025年度には、11月9日(日)に開催された「第11回たねぷろじぇくと植樹祭」の企画・運営に携わりました。
「たねぷろじぇくと」とは
2013年4月に立ち上げられた「たねぷろじぇくと(正式名:被災地里山救済・地域性苗木生産・植栽プロジェクト)」は、東日本大震災で被害を受けた宮城県山元町の里山(海岸防災林・緑地帯)の再生を目的としています。地域性苗木の生産や植栽活動を通じて、生物多様性の高い森づくりを目指しています。長野県側は長野大学(長野県上田市)と塩田西小学校(長野県上田市)、宮城県側は坂元小学校(宮城県山元町)とセキスイハイム東北グループ(宮城県仙台市)の4団体が連携を取り合って活動を展開しています。
里山再生学ゼミ(高橋一秋ゼミ)とは
研究テーマ:里地里山を生息・生育地とする動植物の生態を解き明かし、生態系サービスを地域に活かす
里山再生学ゼミ(高橋一秋ゼミ)では、生態学の視点から、里地里山を生息・生育地とする動植物の生態を解き明かし、生物多様性の保全や再生に寄与する研究を行っています。また、里地里山の生態系サービスを地域社会の持続的発展に役立てるためのアイデアを産み出し、それを具現化するための手法の開発と実践を目指します。これらの研究成果を活用して、環境教育学の視点から、環境問題の解決に役立つ環境教育プログラムやESD(持続可能な開発のための教育Education for Sustainable Development)プログラムの開発と実践にも取り組んでいます。
2026年4月から、環境ツーリズム学部と企業情報学部の再編による「地域経営学部」が開設されます。それに伴って、里山再生学ゼミ(高橋一秋ゼミ)は「地域経営学部、地域サステイナビリティコース・環境ツーリズム領域」に移ります。研究テーマは変わることなく継続し、これまで以上に、新たな価値を創造しつつ、サステイナブルな(持続可能な)地域社会の実現を目指します。
<研究分野>
動植物生態分野:生態学をベースに里地里山の動植物の生態を明らかにし、保全策を提案します。また、保全策を実施し、里地里山の再生・保全に貢献します。
環境教育分野:里地里山の動植物の生態や特徴を学ぶプログラムや教材を開発・実施し、その学習成果を評価します。これによって、次世代を担う人材の育成に貢献します。
エコツーリズム分野:里地里山の動植物や生態系サービスを題材としたコンテンツを作成し、エコツーリズムの推進に貢献します。
生態系サービス分野:里地里山の生態系サービス(供給、調整、文化、生息・生育地サービス)を再生・保全しつつ、活用するアイデアを考え、実施します。これによって、地域社会の持続的発展に貢献します。
関連リンク
教員紹介
教授
高橋 一秋
タカハシ カズアキ
所属
環境ツーリズム学部、地域経営学部