スマートフォンのアプリが使いにくいと感じたり、駅や病院で案内表示に迷ったりした経験はありませんか。また、ゲームやテーマパークで夢中になったり、思わず誰かに勧めたくなるサービスに出会ったことはないでしょうか。実は、こうした「なぜ使いやすいのか」「なぜ楽しいのか」を探ることも研究になりますし、それらを担う専門家もいます。
ユーザーエクスペリエンスデザイン研究室(UXデザイン研究室)では、人間工学や人間中心デザイン(HCD)という考え方をもとに、人の行動や気持ち、価値観を理解しながら、より良いモノやサービス、社会の仕組みを考えています。研究テーマはさまざまで、生成AIやナッジの活用方法の検討・研究、メタバース空間での体験設計、自動運転社会における安心・安全、わかりやすいサインや案内表示、高齢社会における暮らしの支援などがあります。一見、共通点がないようにもみえますが、人にとっての価値を大切にし、人間工学やHCDの知見や手法、アプローチをいかしている点が共通しています。
最近はAI技術が急速に発展しています。様々なことをAIが担う時代に向かっていますが、人と向き合い、人とコミュニケーションすることはなくなりません。人を理解し、人と技術、人と社会をつなぐことができる視点がますます重要になっています。人の観察やインタビューから新しい発見を得たり、地域の人々や企業と一緒に課題解決に取り組んだりしながら、未来の暮らしをより良くする方法を探る。それが私たちの研究です。

「人間工学と人間中心デザインを基盤に様々な分野で人にとっての価値を探究」
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教員紹介
教授
吉武 良治
ヨシタケ リョウジ
所属
共創情報科学部