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森ゼミナールが企業イノベーション研究のため、地域企業にヒアリング調査を実施【勢登家様】

  • 企業情報学部

勢登家様にお邪魔して。ヒアリングの際の集合写真

同社が展開するドリンク、フードを味わいつつ、同社の特徴や今後の方向性を考えます

企業情報学部の森ゼミナールでは、「企業イノベーションプロジェクト」と題し、イノベーション論やマーケティング論、経営戦略論などの理論研究を基礎にして、食品、飲料、製菓、メーカー、ホテル、化粧品、サービス、アパレル、流通小売、銀行・金融などの地域企業の問題解決活動(コンセプトの策定や商品・サービスのデザインなどの価値創造活動)を推進しています。
森ゼミ第1チームは、醤油醸造および発酵食品を中心に展開する「勢登家様」(上田市)のイノベーション研究を推進しており、この度、同社にヒアリング調査を実施し、同社との協働がスタートしました。

醤油工房にて経営者様より説明を受けている様子

訪問日

2025年11月3日

訪問先

醤油醸造所&発酵バル 勢登家 SETOYA

訪問先でご対応頂いた方

水谷淳二代表

訪問したメンバー

森ゼミ生(今井倫太郎 川井栄一 若山英頌 阿部彩夏 栁本愛子 青木楓佳 樋口晃靖)

インタビュー調査の概要

1)質問した内容と反応
以下の質問に対して、代表の水谷氏に丁寧にご回答いただきました。
Q1)勢登家のコンセプト、経営する上で重視していること
Q2)今後やってみたいと思っていること、また今後どのような展開を考えているか
Q3)現在抱えている悩み
Q4)経営を始められた当初どのようなターゲットを想定されていたのか、またそのターゲットと現在の顧客にギャップはあるのか
Q5)なぜ醤油醸造を始めたのか
Q6)どのような技術・設備を備えているのか
Q7)醤油の醸造について
Q8)イベント開催について
Q9)QRコード注文について
Q10)ECの活用について

2)ヒアリングを通して感じたこと
事業の展開が多岐に渡り、魅力が分散してしまっているという課題があるのではないかと捉えていた。しかし実際に伺うと、展開1つひとつが魅力的で全体としても調和がとれている印象を受けた。また現在の勢登家の存在感のベースにはオーナー様がさまざまな経験を通して感じた食の大切さに関する考えが反映されている。だからこそ展開に説得力があると感じた。
これを踏まえ今あるさまざまな強みが安定した顧客の入りの実現に作用する具体的な方法を考えることが私たちの考えるべき課題の大枠であると感じた。

3)ヒアリングを通した今後の方針について 
勢登家の今後の方針は、“発酵の店”として個別の商品開発を積み上げるのではなく、柳町という歴史的街区そのものを舞台に、周辺環境と調和しながら価値を拡張していくこと。醤油醸造所というアイデンティティはそのままに、「建物(古民家)・街並み・通りの人流・地域の店」など、柳町がもつ文化的・情緒的価値を活かし、“場所の体験を豊かにする存在”としての役割強化へ舵を切ることが重要であると考える。

これまでのゼミでの考察について、スライドで発表を行っている様子

森ゼミ生は、このヒアリングをもとにさらに検討を重ね、事業を展開するコンセプトを策定し、コンセプトを踏まえた商品・サービスなどを具体的に検討していきたいと考えています。

ヒアリングをもとに、勢登家様のイノベーションの方向性をこのメンバーで考えていきます

関連リンク

教員紹介

教授 / 学部長

森 俊也

モリ シュンヤ

所属

企業情報学部、地域経営学部