企業情報学部の高橋雅夫ゼミでは、「課題の発見・解決のための調査・分析」をテーマに、様々なデータや情報を入手・活用して、企業などの視点に立って地域の課題を発見・抽出するとともに、データサイエンス的な視点からそれらの課題の解決に向けた研究をプロジェクト形式で進めています。
今年度前期は、地域課題の発見・抽出の手法として、統計調査(アンケート調査)の方法論及びデータ分析手法について「統計調査法: 社会科学のためのデータサイエンス」(共立出版)や「データサイエンス講義」(オライリー・ジャパン)をテキストとして輪講形式で学んできました。
後期のゼミ活動では、2つのコースを設けています。1つは、アンケート調査を企画・設計・実施してその結果を基に地域や企業の課題を抽出し、解決に向けて考察するコースです。このコースのプロジェクトを「調査プロジェクト」と呼んでいます。また、2つめのコースは、地域の企業や自治体などと連携して、例えば営業関係のデータなど実際のデータの貸与を受けて分析し、企業等の課題解決に取り組むコースです。これを「データサイエンスプロジェクト」と呼んでいます。

ゼミ生の希望に基づき、5つのデータサイエンスプロジェクトと2つの調査プロジェクトに分かれて活動を進めてきました。各班のテーマは、以下のとおりです。
<データサイエンスプロジェクト>
1班: 若者のSNS利用動向と販売促進について
2班: つるや旅館応援プロジェクト
3班: 味楽亭 お客様満足度調査によるサービス向上
4班:長野県民手帳の適正価格の調査・検討
5班:効果的なアルバイト募集の考案
<調査プロジェクト>
6班: あなたのまち、10年後どうなる?
7班: ローカル鉄道が生き残るには
データサイエンスプロジェクトに関しては、上田市内をはじめとする企業・自治体様のご協力を得て営業関係などのデータの貸与を受けたり、店舗等でアンケート調査を実施させていただいたりするなどして、課題の発見とその解決方法の考察を進めてきました。
また、調査プロジェクトでは、郵送によるアンケート調査に加え、上田市内等の近隣の企業や市役所等を訪問してより詳しくお話を伺うヒアリング調査なども実施しました。先日には、全国のローカル線の実情をアンケート調査によって明らかにする研究を進めている7班のメンバーが、地元の別所線を運行している上田電鉄様の本社を訪問し、詳しいお話を伺いました。

上田電鉄様本社でのヒアリング

上田駅での別所線
学年末には、これらのプロジェクトの研究結果をとりまとめ、発表会を行う予定です。
【参考:ゼミの流れ】

教員紹介
教授
髙橋 雅夫
タカハシ マサオ
所属
企業情報学部、地域経営学部