9月19日(金)、信州大学繊維学部キャンパスで計測自動制御学会(SICE)中部支部シンポジウム2025が開催されました。当日は工学、計測、情報分野等の研究発表が40件以上行われました。
望月ゼミでは、3名の学生がこれまでの研究活動についてポスター発表しました。
今回、ゼミで取り組んできた小諸市にかつて存在した江戸期の御影陣屋の3DCG復元と、そのVR鑑賞システムの開発に関する研究成果を発表しました。この研究は、現地ではすでに見ることができない江戸時代の御影陣屋に加え、現在の史跡をそれぞれ3D化し、独自に開発しているVR鑑賞システムを通じこれらを相互に体験できるようにしています。発表を見に来られた方からは貴重なコメントや質問をいただき、貴重な学びの機会にもなりました。
発表後の閉会式では、発表代表者の東方龍之介さんが優秀発表賞を受賞しました。
発表・受賞テーマ
測量データと歴史資料に基づいた歴史的建造物の3DCG復元とVR鑑賞システムの開発
著者:東方龍之介,髙橋桃花,北澤フェルナンド,望月宏祐
本研究の推進にあたり、市民団体御影用水・陣屋応援隊様、有限会社三栄測地様をはじめ、地域の皆様より多大なるご協力を賜りましたこと感謝申し上げます。今後も変わらぬご支援・ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
ポスターを使って発表する学生たち
開発したVR鑑賞システムを体験していただいている様子
発表に参加した学生3名(左から髙橋さん、東方さん、北澤さん)
教員紹介
准教授
望月 宏祐
モチヅキ コウスケ
所属
企業情報学部、地域経営学部