経営者の木下様には、ヒアリングにおいて経営・事業・商品の展開において大切にしている点をお聞きすることができました
企業情報学部の森ゼミナールでは、「企業イノベーションプロジェクト」と題し、イノベーション論やマーケティング論、経営戦略論などの理論研究を基礎にして、食品、飲料、製菓、メーカー、ホテル、化粧品、サービス、アパレル、流通小売、銀行・金融などの地域企業の問題解決活動(コンセプトの策定や商品・サービスのデザインなどの価値創造活動)を推進しています。
森ゼミ第3チームは、水引等を展開する木下水引様(飯田市)のイノベーション研究を推進しており、同社へのヒアリング調査をもとにここまで検討を重ねてきました。この度、2月5日に同社へ向けてその成果を最終発表しました。
木下水引様の展開を踏まえつつ、日常に水引を取り入れることを意識した今後の展開を考えます
このメンバーで検討を進めてきました
このチームが木下水引に提案した商品(言の葉)
このような日常に溶け込むような水引も検討しました(試作品)
発表日
令和7年2月5日
発表先
木下水引株式会社(飯田市)
対応いただいた方
代表取締役社長木下 茂様
発表したメンバー
森ゼミ生(中嶋 大生、牛山 美優、村松 知紗、西原 悠太、鈴木 昇斗、小澤 咲葉)
提案報告の概要
・今回理論として参考にしたテキストのおおまかな説明
・木下水引様の現状の振り返り
・今回、森ゼミ生が提案させていただく「言の花」の概要
・「言の花」を軸とした今後の事業の展開
下記のような意見をいただいた。
・消費者は飽きやすく、複雑である
・最近は大手大型量販店の雑貨離れが高い傾向にある
・大手のアパレルメーカーなどが1番という環境がずっと続くとは限らない。これからはこだわった顧客が増えてくるのではないだろうか→そのため今回提案された商品のコンセプトは良い
・今の顧客を捨てなければならない時がくる→しがみつかないことが大切ではないか
・今回のような案の良い点、課題点を考え今後の商品に取り入れていくことが大切だと考える
上記のように木下水引様には、森ゼミ生の提案に対して一定の評価をいただくとともに、今後は、こだわりを大切にする顧客に対して、オリジナルな事業・商品展開を考えていくことの重要性を双方で確認するにいたりました。
【以上、森ゼミ生のまとめより】
提案発表の様子
関連リンク
教員紹介
教授 / 学部長
森 俊也
モリ シュンヤ
所属
企業情報学部