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森ゼミナールが企業イノベーション研究のため、地域企業にヒアリング調査を実施【武舎煙火工業様】

  • 企業情報学部

経営者様へのヒアリング

これまでも様々な思いをもちながら事業を展開されてこられました

企業情報学部の森ゼミナールでは、「企業イノベーションプロジェクト」と題し、イノベーション論やマーケティング論、経営戦略論などの理論研究を基礎にして、食品、飲料、製菓、メーカー、ホテル、化粧品、サービス、アパレル、流通小売、銀行・金融などの地域企業の問題解決活動(コンセプトの策定や商品・サービスのデザインなどの価値創造活動)を推進しています。

森ゼミ第2チームは、株式会社武舎煙火工業様(東御市)のイノベーション研究を推進しており、この度、同社にヒアリング調査を実施し、同社との協働がスタートしました。

訪問日

2024年11月7日

訪問先

株式会社 武舎煙火工業様(東御市)

訪問先で対応いただいた方

代表取締役社長 上原文明様

訪問したメンバー

森ゼミ生(岡本姫乃、太田唯斗、吉村結稀、若山英頌、小野里七海、川井栄一、室賀勇飛)

インタビュー調査の概要

質問事項は、以下の通りです。
1)今後の展開といった展望といったビジョンや、経営者目線・作り手目線でやりたいと考えていること
2)競合相手としてとらえている事業や業界
3)花火をみていただいて、どのような思いになってほしいか

これらの質問に対して、それぞれ下記のようにご回答をいただきました。

1)地元に根付いた花火会社として存続していきたい。そのため、地元の皆様が喜んでいただけるものに取り組んでいきたい。そのためには、いかにファンを増やすかという問題がある。

2)ドローンやプロジェクトマッピングの存在は意識している。大きな音による騒音問題もなく、近年問題視されているごみ問題も一斉ない点で優れているから。しかしながら、花火の音や振動など、体で感じるものは花火でしか感じ得ない、花火ならではのものがあると思う。

3)以前花火との距離がとても近い状態で打ち上げたとき、こんな近くで花火を見たことがないとおっしゃられていて、そのような「思い出」として残していただきたい。近年はスマホなどでいつでも見られるし、動画を撮る人も沢山いるけど、「記録」としてではなく「記憶」として残してもらいたいし、そのように「頭に残っている」という状態になっていただきたい。

同社の花火とともに

コンセプトをもとに、今後の展開をイメージします

同社へのヒアリング調査を実施した森ゼミ生の感想と、今後のイノベーション研究の展望は、以下の通りです。

「同社経営者の上原様より、一つひとつの質問に対して丁寧に多くの想いを込めて答えていただきました。そのため、そのご意見や想いを汲み取りつつも、その現実によった意見に取り込まれすぎないような案を出していきたいと考えています。そのため、今後の展望としては、人と花火のつながりを意識しつつ戦略案を提案できたらと考えています。」(森ゼミ第2チーム一同)

森ゼミ生は、このヒアリングをもとにさらに検討を重ね、コンセプトを策定し、コンセプトを踏まえた商品・サービスなどを具体的に検討していきたいと考えています。

関連リンク

教員紹介

教授 / 学部長

森 俊也

モリ シュンヤ

所属

企業情報学部