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1年生ゼミで開発中の地域情報AIコンピュータが稼働開始(田中法博ゼミ)

  • 企業情報学部

企業情報学部1年生がAIシステムの試作機が稼働開始

長野大学企業情報学部の1年生の課題発見ゼミ(田中法博ゼミ)が開発中のAIシステムの試作機が、2024年11月7日のゼミ時間に稼働開始しました。

企業情報学部1年生が試作したAIコンピュータの稼働の様子

AIコンピュータ試作機の稼働開始とAIとの対話実験

 まず、手始めにオムライスの作り方をAIに教えてもらっているところです。このシステムでは、GPUなどのハードウェアの稼働状況をモニターしながら、既存の大規模言語モデル(LLM)をベースに独自の知識をAIに学ばせていく予定です。

AIの稼働実験(AIにオムライスの作り方を教えてもらっているところ)

企業情報学部の1年生ゼミの学生が作るAIシステム「TAMEIKE」とは

「TAMEIKE」は、長野県の地域に関する知識を集め、AIが対話形式で地域の魅力を紹介できるシステムです。

「TAMEIKE」は、長野大学の研究成果を活かして地域の文化や観光地、生活情報などをAIが教えてくれるシステムの実現を目指しており、地域の方や観光客が手軽に利用できることを目標としています。

仮称「TAMEIKE」と名付けられたAIエンジンの名称は、長野大学の所在地である塩田平が有する「ため池」にちなんでいます。

この「TAMEIKE」は「Technology-driven Analytics and Machine-learning Engineering Innovative Knowledge Environment」の略で、地元の知識をデジタル技術で活用するための象徴的なプロジェクトです。

教員紹介

教授

田中 法博

タナカ ノリヒロ

所属

企業情報学部