本郷鶏肉・平野社長からご挨拶
同社・山﨑会長からのご挨拶
企業情報学部の森ゼミナールでは、理論的な研究とともに実践研究として「企業イノベーションプロジェクト」と題して、地域企業の問題解決活動を推進しています。2024年度は、同プロジェクトのスタートアップとして、本郷鶏肉様(長野県松本市)と協働し、同社の今後の方向性の検討や新商品の企画・開発を中心としたプロジェクトを進めています。5月6日には、同社の経営や事業の特徴とともに、悩みや課題についてうかがう懇談会を実施し、それから一ヶ月間、森ゼミの各チームにおいてイノベーション研究を進めてきました。(5月6日の懇談会の様子はこちら。)
それぞれのチームにおいて、同社の事業力や企業力、こだわりや思いとともに、現状や今後の食の状況や変化などを踏まえながら、同社の今後の方向性やその方向に向かうビジョンやコンセプト、そのコンセプト等を踏まえた商品やサービスについて検討を重ねてきました。
その成果について発表するイノベーション研究発表会(中間発表会)を6月10日(月)に同社の関係者の方をお迎えし実施しました。同発表会には、同社の山﨑肇会長様、平野拓也社長様、管理部の田島明日香様、販売部開発課の高木奈々葉様、長野県産業振興機構および松本ものづくり産業支援センターの関係の皆様にお越しいただき、全6チームのチームごとの発表とともに、それを受けた本郷鶏肉様からのコメントや質問、それに対する森ゼミ生からの回答などが行われました。
本郷鶏肉の皆様からは、同社が大切にしてきたものをもとに、食というものや人が食すという行為をもとにしたビジョンやコンセプト、それを踏まえた商品案についてご評価をいただくとともに、さらにコンセプトや商品案、提供の仕方(チャネルなど)や情報発信、販売予測や事業性などを検討しながら、内容のブラッシュアップをして欲しいという要望をいただきました。おいしさについて科学し、地産・地生・地活というものをキーワードにしつつ、地域や顧客が潤うような商品をこれから相互に知恵を出し合いながら企画・開発していきたいと考えています。
本郷鶏肉様と森ゼミ生は10月7日(月)に商品企画・開発に関するミーティングを実施する予定になっています。同社からいただくフィードバックをもとに、各チームではさらに検討を進めていくことになります。また、これ以降は、このスタートアップでの課題認識をもとに理論的な研究も同時に進め、これまでにない新たなものを生み出すイノベーションやマーケティングの論理を研究していくことになります。後期には、理論をもとにしたこのような実践的な研究をチームごとに対象を設定しながら取り組んでいくことになります。
本郷鶏肉様との懇談会をもとにイノベーション研究を進めてきました
同社の今後の方針として考えるのは
データをもとに根拠をつめていきます
このような商品をもとに食を支えていきます(第1チーム)
各チームともに顧客の本性をもとに商品を考えることに
朝に起きることが楽しみになる食を(第2チーム)
好き嫌いが分かれるこの部位を使ったこんな商品を(第3チーム)
同社の事業力を生かした王道商品とそこにそれぞれの家庭を意識した商品を(第4チーム)
仕事に疲れ集中力がきれかかった時に罪悪感を感じずに食べられる商品を(第5チーム)
温もりで心を満たすような、妊婦さん向けにこのような商品を(第6チーム)
平野社長、山﨑会長からのコメントと質問
田島様からのコメントと質問
高木様からのコメントと質問
各チームともにビジョンを考え
ありたい姿を考えながら課題を特定し、問題解決を進めてきました
質問に対しての回答も
全員体制です
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