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教育・研究

森ゼミ生が地元企業たちばなと「家族で着物を着るシーンを想定した新サービス」を企画・考案

【2024.1.17】
 2024年1月16日に、企業情報学部の森俊也ゼミナールの学生が地元企業たちばなと協働で企画・考案した「大人の七五三」を上田市内で試行しました。

 洋服の普及や衣服の多様化などを踏まえて、近年、子供や若者のみならず、中高年世代においても着物を着る機会が少なくなっています。この日本独自の文化である着物を楽しみながら着る機会を増やすことができればということを意図し、2020年に森ゼミ生が地元企業の「株式会社たちばな」にこの企画の原案を提案しました。そこから3年をかけて、森ゼミ生とたちばなが協働でこの企画をより具体化し、この度、試行的に実施することになりました。

 これまで多くの家庭では、着物を代々受け継いでいくという「親から子へ」の流れはありました。これを「子から親へ」と着物を着る機会をつくろうとするのがこの企画の独自な点で、子や孫が日頃の感謝を両親や祖父母に伝える意味で、日頃、あまり着ることのない着物を着て、お茶やお食事などを家族で楽しみながら、特別なひと時を過ごしてもらう、このような企画になっています。

 この企画・サービスは、森ゼミ生が推進する「企業イノベーションプロジェクト」の一環として2020年度に当時のゼミ生の伊藤舞香(企業情報学部卒業生)さんがリーダーとなり、それをゼミ生の後輩たちが受け継ぐ形(現リーダー、4年生の船本帆夏さん)で具体化してきたもので、この間、ゼミ生同士で検討を重ね、この度、たちばなと協働で企画を実施するに至りました。

 16日の当日は、上田市在住の森ゼミ生の依田千夏さん(3年生)と、その両親、祖母、曾祖母の四世代が、たちばな上田店にて着物の着付けをしてもらった後に、写真撮影をしました。その後、上田市内のお茶店に移動し、お茶を楽しみながら、家族団らんの時間を持つことになり、特別なひと時を過ごすことができました。

 森ゼミにおいては、理論的な研究を基礎に、このような地元企業のコンセプトや商品・サービスを企画・開発する実践的な研究を展開しています。商品・サービスの開発を実現するにあたっては、多様化視点とともに論理性や創造性が必要となってきます。これらの活動を通して、地元の企業を盛り上げつつ、ゼミ生の成長につなげていきたいと思います。

着物の着付け後の写真撮影の様子

お茶会にて

お茶会にて

家族四世代で着物、お庭、お茶を楽しみ、特別なひと時となりました

お茶会の後の依田さんご家族の団らんのひと時

この度の企画を考案した森ゼミ生

この度の企画「大人の七五三」を終えて、森ゼミ生の集合写真

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