UEDAハンドシェイク(1年生16名・3年生1名)は、今年度信州上田学「地域企業課題解決型」 ~上田地域企業魅力発信プロジェクト(地域企業の魅力をショート動画で発信)において活動を行っています。
今年度は、信州ハム株式会社様および、上田プラスチック株式会社様を取材先企業として選定いたしました。
2025年10月14日(火)、取材先企業のひとつである信州ハム株式会社様(本社:上田市下塩尻950)を訪問し、会社見学をさせていただきました。
取材先企業紹介:「信州ハム株式会社」
信州ハム株式会社は、1941年創業、長野県上田市に本社を構える食肉加工メーカーです。ハムやソーセージなどの製造・販売を行い、「よりよい品を、より安く、より衛生的に」を理念に掲げています。
主力製品は、発色剤・着色料・保存料・リン酸塩を使用しないでつくられるグリーンマークシリーズ、爽やか信州軽井沢シリーズ(高品質・厳選素材を使用)。
FSSC22000の認証取得など、安全・安心な食品づくりに注力。
また、SDGsへの取り組みとして、棚田保全や子ども食堂支援など地域貢献活動も行っています。
全国に営業拠点を展開し、地域とともに歩む企業として成長を続けています。
見学会内容について
①会社概要・製品紹介のビデオ視聴
②工場見学
③製品試食
④感想・まとめ
工場見学
見学者用通路から製造工程をご案内いただきました。
信州ハム上田工場では、原材料入荷から製造、箱詰め、出荷まで、一貫した生産システム“I型ライン”によって管理され、製品の安全性と品質保証に対応しています。
一方向に流す直線的な生産レイアウトは、逆流を限りなく防止することが可能となります。これにより発色剤などの添加物・特定原材料混入防止対策などに努めています。
また、製品ごとにきめ細やかな調整や管理を人の手で行っていることも大きな特徴です。
写真左:信州ハム 経営企画部次長
(兼)人材開発課課長 吉澤様
学生たちの質問ひとつひとつに、
丁寧にご対応いただきました。
ひと言で「ソーセージ」と言っても、様々な種類があることを伺いました。
・ウインナー:太さが20mm未満のケーシング、または羊腸を使用したもの
・フランクフルト:太さが20mm以上36mm未満のケーシング、または豚腸を使用したもの
・ボロニアソーセージ:太さが36mm以上のケーシング、または牛腸を使用したもの
出荷前のたくさんのソーセージが、よく見えます。
製品試食
工場見学のあと、実際に製品を試食させていただきました。
製品それぞれの特長などを伺いながらの試食を通じて、より製品への理解が深まりました。
学生たちは、普段、食肉加工品を購入する機会があまり多くないようでしたが、
次回スーパーに行った際には、信州ハムの製品を手に取ってみたいと話していました。
ひとつひとつの製品について説明していただきました。
まとめ
見学会の終わりには、学生たちから本日の御礼と感想をお伝えしました。
大変貴重な体験をさせていただき、実際に見学することで新たな学びや気づきを得ることができました。
製品や製造工程に加え、信州ハム様が取り組まれている社会活動にも関心が高まったようです。
学生たちは意欲的に今後の活動に取り組みたいと話しており、すでにいくつかのアイデアも生まれているようです。
見学会は、信州ハムの皆様の温かいご配慮のおかげで、学生たちにとっても大変有意義で楽しい時間となりました。
このような貴重な体験の機会を賜り、誠にありがとうございました。
また、信州ハム株式会社執行役員 管理本部長 木下幸三様には、本取り組みの受け入れから各種調整に至るまで、親身にご対応いただきましたこと、深く感謝申し上げます。
今後は、Instagramで発信するリール動画の撮影・編集を進めてまいります。
引き続き、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
関連情報
指導教員
指導教員:大森美和(国際キャリア・英語担当)
お問い合わせ先
お問い合わせ先 | 長野大学 地域づくり総合センター |
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メール | renkei@nagano.ac.jp |
住所 | 〒386-1298 長野県上田市下之郷658-1 |
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