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森ゼミ 道の駅「美ヶ原高原」の魅力創出プロジェクト 進捗報告会を開催(9/19)

二代目森とゆかいな仲間たち(森ゼミ生)は、道の駅「美ヶ原高原」運営会社である株式会社フジランド様と協働して、地域資源を活用した道の駅「美ヶ原高原」の活性化に取り組んでいます。
下記の日程で、協働先のフジランド様をお招きして、進捗報告会を行いました。

日時:2025年9月19日(金)13時~
会場:9-301・302会議室(長野大学9号館3階)

進捗報告会概要

①ターゲットの再整理

これまでは、「タスクに追われ、無駄を排除した生活を送る人々」に焦点を当てて施策を検討してきました。
「無駄の良さに気づかせ、美ヶ原高原に足を運んでもらう」ことを目的としたアプローチを想定していましたが、これは顧客の心情の変化に大きく依存するため、美ヶ原高原への導線を確実に構築できるとは言い切れません。
ターゲット層には訴求すべき価値があるものの、それだけに依存するのではなく、より広範な層にも響くような多角的なアプローチの検討が必要だと考えました。
今後は、ターゲット層以外の顧客にも関心を持ってもらえるような施策を念頭に置き、取り組んでいきたいと考えています。

②新たな施策を提案「歩く絵本」(仮称)

「歩く絵本」(仮称)は、昨年度提案した7つの施策のひとつ、「Atta!」(〇〇探しラリー)に通じる内容です。

本施策では、ひとつの物語をシーンごとにミニチュアアートで再現し、来館者が館内を歩きながら絵本を読み進めるような感覚で物語の展開を追体験できる仕掛けを提案します。
野外美術館の枝分かれした経路を活かし、物語の展開をルートによって変化させることで、来館者は「選択」という行為を自然に意識するようになります。これは、特にターゲット層に対して効果的なアプローチとなります。
ターゲット層は、日々目の前のタスクをこなすことに追われ、主体的な行動が取りづらい環境に置かれています。そこで本施策では、「満足のいく選択」を自ら行う体験を通じて、その価値を実感してもらい、タスクに直面した際にも自ら考え、タスクに意味を見いだし、自分事として取り組む意識を促すことを目指します。

フジランド様より、常務取締役 矢野耕一朗様(右)
フジプラス様より、営業部マネージャー 梅田 琴なみ様(左)

まとめ

二代目森とゆかい仲間たちからの進捗報告のあとに、提案の実現に向けて、フジランド様より貴重なご意見をいただきました。
学生たちの目指すものと協働先の要望を調整しつつ、実現に向けた可能性を探りながら、今後も取り組んで行きます。

引き続き、フジランド様、道の駅「美ヶ原高原」の皆様に、ご協力をいただけますと幸いです。

■リーダー太田唯斗さんより(企業情報学部4年生)
今回の反省点やフィードバックをもとに、今後の中間報告会に向けて、実施内容をより現実的に検討可能な段階まで、具体化してまいりたいと考えております。

中間報告会は、11月7日(金)午前中開催予定です。

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教員紹介

教授 / 学部長

森 俊也

モリ シュンヤ

所属

企業情報学部、地域経営学部

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