教職アドバイザー制度
長野大学教職センターでは、教職課程に登録をして教員免許状の取得を希望する学生に対して、学生からの要望に応じて、その学修の進捗確認や進路選択について相談に乗る「教職アドバイザー」を配置しています。
教職アドバイザーの役割と実際
教職アドバイザーは、学生が学期(セメスター)ごとに学びを振り返る「履修カルテ」に記載された内容をもとに、学生との面談を定期的に実施します。この「履修カルテ」面談の際に、学修の進捗を確認したり、教職を将来の進路選択として希望することについての相談に乗ったりします。
学生の声
授業担当の先生と違って、年間を通じて一貫した指導をしてくれるアドバイザーの先生がいてくれることで、個別の授業内容を超えた教職課程全体の学びについて相談ができたり、教職の道を続けることについて俯瞰的な立場から助言をいただけるので、とても助かっています(3年生)。
履修カルテの作成
教職課程の学生は、各学期(セメスター)の終わりに学修の成果と課題および今後に向けての意気込みを「履修カルテ」に言語化します。「履修カルテ」は、大学生活4年間を通じて8回にわたって自身の学修の状況や今後に向けての思いを言語化する機会を提供し、学生たちが個別の授業や体験活動や実習等を通じて得たそれぞれの体験や気づきを自身の学びとして一つにまとめていくことをねらいとしています。
履修カルテ作成の流れ
各学期(セメスター)が終了し、それぞれの授業の成績評価が出されると、その成績評価に応じた各教員からのコメントが集約されて学生に伝えられます。学生は、各授業の担当教員からの成績評価とコメントを参考にしつつ、各授業で得た気づきや学び、ならびに課題や今後に向けての意気込みを言語化します。履修カルテの作成が終わったら各担当教員との面談を経て、各学期(セメスター)の学びにおける成果と課題を明確にして、次の学期(セメスター)に備えます。
教員採用試験対策
長野大学教職センターでは、教員採用試験に向けた対策講座を実施しています。
2024年度は以下の対策講座を実施します。
履修生はGoogleクラスルームで申し込みができます。
教員採用試験対策講座① 2024年4月10日(水)
講座の内容
- 教員採用試験の近年の傾向
- 志望理由書等の書き方のポイント、など
受講学生の声
- 自己PRの捉え方や書き方についての指導、実際に書く場面があったことがよかった。(4年生)
- 自分を見つめ直すきっかけになった点がよかった。(4年生)
- 自己分析の難しさを痛感した。各自でもう少し早くに取り組んでおくべきだなと感じた。(4年生)
- 教員採用試験の日程が早まっていることを知ることができた点や志望理由書の書き方のコツを知ることができた点がよかった。(3年生)
教員採用試験対策講座② 2024年4月11日(木)~
アドバイザー教員等が、志望理由書の添削指導を行います。
教員採用試験対策講座③ 2024年6月21日(金)~
- 各学生の受験日程にあわせて模擬面接指導を実施します。
- 模擬面接の様子を動画撮影し、各自で振り返りができるようにしています。
上記以外でも、学生の要望にあわせた個別指導を実施しています。