取得可能な免許
| 中学校 | 高等学校 | 特別支援学校 | 小学校 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 社会科 | 地理歴史 | 公民 | 情報 | 知的 障がい |
肢体 不自由 |
二種 | 一種 |
社会福祉学部 社会福祉学科 |
○ | ○ | ○ | - | □ | □ | ● | ▲ |
環境ツーリズム学部 環境ツーリズム学科 |
○ | ○ | ○ | - | - | - | ● | ▲ |
企業情報学部 企業情報学科 |
- | - | - | ○ | - | - | ● | ▲ |
履修の流れ
免許取得までの流れ
学年 | ガイダンス等 |
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1年次 |
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2年次 |
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3年次 |
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4年次 |
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全学年対象 |
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学校体験活動・教育実習
学校体験活動
1. 趣旨・概要
教育上支援を必要とする児童生徒に対して、学習指導等のサポートやメンタルフレンドとしての支援を行い、学校教育活動に補助的に参画するものです。
- 特別支援学級や普通教室での児童生徒とのかかわりを通して、「学校が楽しい」「自分は周りから大切に思われている」などの,児童生徒の自己肯定感や自尊感情が高まるような活動を目指す。
- 学生自身が児童生徒とのかかわりや触れ合いの中で喜びや充実感,困難さなどを感じるとともに、将来の職業選択に向けた貴重な体験ができる。
2. ボランティア活動の具体的な内容
対象児童生徒に対する活動例(派遣学校によって違いあり)
- 授業時間中の学習支援
- 学校内における各種活動時の付き添い
- 休み時間中の遊び相手・話相手
- 放課後及び休業中の学習支援
- 教育環境の整備に係る補助業務など
3. 学校体験活動先
上田市、東御市、青木村等の小学校、中学校、特別支援学校
学生の声
授業担当の先生と違って、年間を通じて一貫した指導をしてくれるアドバイザーの先生がいてくれることで、個別の授業内容を超えた教職課程全体の学びについて相談ができたり、教職の道を続けることについて俯瞰的な立場から助言をいただけるので、とても助かっています(3年生)。
教育実習
教育実習は、観察・参観・実習という方法で教育的実践に関わることを通して、教育者としての愛情と使命を深め、将来教員になるうえでの能力や適性を考えるとともに課題を自覚する機会です。一定の実践的指導力を有する指導教員のもとで体験を積み、学校教育の実際を体験的・総合的に理解し、教育実践ならびに教育実践研究の基礎的な能力と態度を身に付けることを目標としています。
長野大学では、取得を希望する免許種によって多い学生で4年次に3回(小学校、中学校、特別支援学校)の教育実習を行います。教育実習期間は、中学校で120時間以上(3週間以上)、高等学校、特別支援学校で80時間以上(2週間以上)となっています。以下は、2024年度の校種別の教育実習校(延べ32名)です。
令和6年度の教育実習実績
実習校 | 人数 | |
---|---|---|
小学校 | 上田市内 | 2名 |
上田市以外の長野県内 | 2名 | |
長野県外 | 2名 | |
合計 | 6名 | |
中学校 | 上田市内 | 7名 |
上田市以外の長野県内 | 3名 | |
長野県外 | 5名 | |
合計 | 15名 | |
高等学校 | 長野県外 | 1名 |
合計 | 1名 | |
特別支援学校 | 上田市内 | 2名 |
上田市以外の長野県内 | 3名 | |
長野県外 | 5名 | |
合計 | 10名 |
- 小学校教諭二種免許状の取得は、玉川大学連携プログラムによる。
学生の声
教育実習を通じて、生徒ともに創る授業を最後まで意識して取り組むことができた。…(中略)…2年3組の授業では「資料等を読み解く中で得た情報を整理し、自分の言葉でまとめられたり振り返ることができたりする力を身に付けてほしい」というねらいを考え、生徒の実態にあった授業の展開や資料作成上の工夫を行った。その結果、私が予想していた以上の生徒の反応や姿を目にすることができ、準備の段階から生徒の反応や姿を予想して授業を創ることが、生徒ともに創る授業を展開することにつながることを学んだ。(中学校)
「2023年度教育実習報告集」から引用
学生の声
教育実習の成果として、生徒と一緒に考えて行動することができたことを挙げたい。実習2週目の作業学習では、Aさんと看板づくりを担当した。Aさんは、自分の作りたい看板をイメージしていたため、Aさんの意見を取り入れながら作成した。…(中略)…細かい作業や色塗りといったAさんの得意、長所を生かしながら、私は作成しやすいように周りの環境を整えたり、見やすい色は何かを聞いたりといったサポートを行った。Aさんはイメージ通りの看板ができ、「頑張れた」「面白かった」という感想を私に伝えてくれた。(特別支援学校)
「2023年度教育実習報告集」から引用
玉川大学連携プログラム
小学校教諭二種種免許状の取得
「小学校教員養成特別プログラム」通称玉川大学連携プログラムとは、長野大学と大学間協定を結んでいる玉川大学の通信課程に、長野大学に学籍を置いたまま在籍することを可能にしている制度です。3年次4年次の二年間で必要単位を修得すれば、小学校教諭二種種免許状の取得が可能となります。
卒業時に長野大学の教職課程にて中学校ないし高等学校の免許状を取得できることが、このプログラムに登録をする前提条件となっています。
履修の流れ
3年次(1年目)にテキスト履修・スクーリング履修・教育実習事前指導受講を組み合わせて16単位の修得、そして4年時(2年目)にテキスト履修と教育実習を組み合わせて9単位(計25単位)の修得が必要です。本学の場合、2年次の終わりに希望者を募り、学内での選考があります。
上越教育大学ブリッジプログラム
大学院に進学して小学校教諭一種種免許状を取得
「多様な教員人材育成修学プログラム」通称ブリッジプログラムは、上越教育大学と包括的な連携・協力に関する協定を締結した本学学生で、教職への強い意志・意欲と適性を有し、卒業時に教育職員免許状の取得が見込まれる者を対象とした、「小学校教諭一種免許状」を取得するためのプログラムです。
小学校教員としての資質向上と上越教育大学大学院への効果的な接続を促す環境を提供することにより、学部及び大学院を見通して計画的に、得意の専門分野を持った高度専門職業人としての小学校教員を養成するため、上越教育大学と連携協定校である本学が連携して実施しております。
履修の流れ
上越教育大学の科目等履修生制度を利用し、3・4年次の段階から上越教育大学の小学校教諭免許状取得に係る科目の一部を受講(先取り履修)した後、上越教育大学大学院専門職学位課程に進学し、2年間で小学校教諭一種免許状の取得を目指します。
履修方法は、上越教育大学の授業の時間割に合わせたオンライン受講です。集中講義は、長野大学にて対面で行われます。
- 科目等履修生の検定料・入学料・授業料は免除されます。
- ブリッジプログラムの履修にあたっては、学内選考を行います。