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駐日ウクライナ大使館からアンドリー・ ブクリエンコ三等書記官を長野大学にお招きしました

  • お知らせ

駐日ウクライナ大使館からアンドリー・ ブクリエンコ三等書記官を長野大学にお招きしました
We invited Third Secretary Andrii Bukriienko from the Embassy of Ukraine in Japan to Nagano University.

2026年1月21日(水)本学リブロホールにて、駐日ウクライナ大使館からアンドリー・ブクリエンコ三等書記官をお招きして講演会を実施しました。

この講演会は、社会福祉学部片山ゼミナールが中心となって行ったウクライナ支援の活動がご縁となり実現しました。
当日は、ブクリエンコ書記官よりウクライナの文化や自然をご紹介いただくとともに、特にウクライナの子どもたちの状況について動画を交えてご講演いただきました。

参加した学生の感想を一部ご紹介いたします。

◯今回の講義を聞いてウクライナとロシアの戦争が始まって4年もの月日が経ったことに驚いた。
戦争が始まった当時は日本のニュースでも頻繁に取り上げられており、戦争の悲惨な状況を知り、
今自分が平和に生活している中でも危険と隣り合わせで過ごしている人々がいることに胸が痛くなった。
しかし時間が経つにつれ、ニュースで目撃する機会も減り、勝手に消息に向かっているように錯覚していた。
しかしその現状は未だに厳しいものであり、私たちと同世代の人達が戦争に怯えながらも未来のために勉強をしている事を知った。
その事実を知った上でいま自分が平和に暮らせている現状が当たり前では無いことを噛み締め、感謝しながら生きようと思った。

◯戦争と言うと日本では昔のことで私自身あまり危機感というものをもっていなかったが、
実際に現代で戦争が起こっていて、その中で暮らす人々がいるということをもっと考えるべきだと思った。
そして、このような状況の中で福祉としてどのようなことができるのか考えていきたいと思った。
少しでも早く戦争が終わり、ウクライナの人々が安心して暮らせるようになって欲しいと感ったた。

◯今回の講演会ではウクライナ大使館の方からのウクライナの基本的な情報だけでなく、
ウクライナの子どもたちがインタビューを受けている映像を何本か視聴したが、
ニュースでは戦争の現状を伝えるような内容が多いのでこのような子供たちが現実と向き合って生きているといった内容のビデオは新鮮に感じられた。
ウクライナの歴史や文化を消そうとしてる戦争だと大使館の方がおっしゃられていたが、
ウクライナの子どもたちがロシアに連れ去られ再教育を受けているという点からも、それを防ぐためにも一刻も早い根本的解決が必要だと感じた。

◯日本に住む自分にとって、戦争はどこか過去の出来事や映画の中の話のように感じていたが、
講義を通じてその認識が甘かったと思い知らされた。平和は当たり前に存在するものではなく、
絶え間ない外交や国際的な連携の上に成り立っているのだと強く感じた。無関心でいることが、一番恐ろしいことであると痛感した。

◯戦争が始まった当初は自分事のように考えていたが、最近になってウクライナについて見る機会も減ってしまっていたので、
改めてウクライナやもし自分が同じような状況になった時などを考えるいい機会になった。
自分と年齢のかわらない子どもたちが戦争によって住んでいた場所を追われ、以前と同じような生活を送れない姿はとても心が痛んだ。
自分がウクライナに何ができるのか、できることがあれば積極的に行いたいと思い、
戦争を他人事と捉えるのではなく明日は我が身だと思って身近で起こるものと捉えておくことが大切だと思った。

◯同じ世代であるウクライナの若者が、いつ何が起こるかわからない不安を抱えながらも、
国の将来を担うために夢を持ち、学び続けている姿に、大きな刺激と強さを感じた。
私たちと変わらない日常を生きる彼らが、長期間にわたって厳しい状況に置かれていること、そしてそれがすでに数年続いていることを知り、
自身の理解の浅さと、国際社会の支援が必ずしも十分ではない現状について、深く考えさせられた。
さらに、駐日ウクライナ大使館の方から直接お話を伺うという貴重な機会を通して、講演で得た学びや感じた思いをその場限りのものにせず、
今後も関心を持ち続けながら、自分なりに考えていきたいと感じた。

◯この学びを通して考えたのは、戦争とは人の命を奪うだけでなく、「その人がその人である理由」を壊していくものだということだ。
住む場所を追われ、言葉や歴史を否定されることは、自分の存在を否定されるのと同じだと思う。
現地の子どもや大学生は、特別な未来よりも「自分の家で暮らし、学び、好きな人と生きる」という当たり前の日常を強く望んでいるのではないか。
だからこそ支援は、外からの一方的な善意ではなく、彼らが何を必要としているのかを想像し、尊重する形で行われるべきだと感じた。

◯ウクライナ侵攻のニュースを初めて見たとき、本当に現代社会で起こっていることなのか、疑うほど悲惨な光景だったことを覚えている。
私は戦争を経験したことがないため、当たり前のように爆撃の音が聞こえたり、常に命を守る行動をとらなければならなかったりする状況は簡単に想像できない。
同じ地球にいても国が違うだけで、今この瞬間も誰かが犠牲となっていて、いつ死ぬか分からない状況にいるなんて信じられない。
そう思えるほど、私は安全な場所で暮らせていて、それは決して当たり前のことではなく感謝しなければならないと思った。
今回の講演会は、同じ地球で生活する同じ人間として、考えなければならない現実を知ることができ、とても良い機会となった。

駐日ウクライナ大使館からアンドリー・ブクリエンコ三等書記官

講演の様子