姨捨棚田の全景
【2021.6.14】環境ツーリズム学部の環境・地域経済・財政ゼミナール(吉村武洋専門ゼミナール)は、5月22日(土)に、感染症対策を行ったうえで、千曲市の姨捨棚田において田植え体験をしました。
姨捨棚田は、文化財保護法に基づく「名勝」の指定を受けているほか、重要文化的景観選定地であり、さらに2020年には上田・塩田平と同時期に、日本遺産「月の都 千曲」に認定された、美しい景観を有する地域です。しかしながら、中山間地域の農地の維持には、平地と比較して人手やコストが必要となります。ゼミでは、姨捨棚田をめぐる現状と課題を各種資料やヒアリング(オンライン)を通じて学んだ後、名勝姨捨棚田倶楽部の皆様のご協力の下、田植え体験をさせていただきました。今後も、中山間地域の農地維持の一端を体験させていただきつつ、こうした地域が維持・発展できるための経済・財政システムのあり方等をさらに学んでいきます。
名勝姨捨棚田倶楽部の皆様には大変お世話になりました、ありがとうございました。
なお、吉村教員の専門ゼミナールや大学の講義の内容は以下でも定期的に発信されていますので、ぜひご覧ください。
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棚田での田植えの様子
参加メンバーとの集合写真