長野大学淡水生物学研究所の見学(2025.6.15)
環境ツーリズム学部・課題探求ゼミナール(高橋一秋ゼミ)の1年生16名が、長野大学淡水生物学研究所の見学を行いました。はじめに、箱山洋教授に、さまざまな研究所や大学などと協働で実施している千曲川での研究や国際的なウナギの研究プロジェクトなどについてご紹介いただきました。また、箱山洋教授と児玉紗希江准教授に、千曲川から引いた豊かな水と施設建物内の井戸からくみ上げた水を利用した淡水魚の飼育施設についてご案内いただき、施設の見学も行いました。
屋外の大型いけすは、半自然状態でさまざまな生物が棲みつくビオトープとして機能しています。井戸水の水温は1年を通じて15℃前後で、夏には冷たく、冬にはやや暖かいようで、1年を通じて飼育に適した水温の水が確保できています。このような飼育施設は全国的にも稀有であり、後世に残すべき施設だそうです。
長野大学淡水生物学研究所の取り組みに関するレクチャー
淡水生物学研究所の取り組みを紹介
淡水生物学研究所の施設を紹介
施設の見学
ナマズが飼育されている水槽
全国から集められたフナの水槽
科目「淡水生物学実習」でも使う実験室
フナの「うろこ」から年齢を推定する
千曲川から水を引いた大型いけす
コイの成魚や他の魚種の稚魚が棲みつく水路
チョウザメが飼育されている「いけす」
飼育下のチョウザメ
集合写真
お礼
箱山教授と児玉准教授には、淡水生物学研究所が取り組む研究や施設の特徴について、丁寧にご紹介いただきました。箱山教授には、「役に立つ研究ばかりをやる必要はない。面白いと思える研究をやってください」というメッセージをいただきました。ありがとうございました。
課題探求ゼミナールとは
課題探求ゼミナールは環境ツーリズム学部の1年生が履修している必修の専門科目です。複数のクラスに分かれており、各担当教員がテーマを定めています。
課題探求ゼミナール(高橋一秋ゼミ)のテーマ:地域資源を見る目(視点)を磨く
関連リンク
教員紹介
教授
高橋 一秋
タカハシ カズアキ
所属
環境ツーリズム学部