上田地域インフラ研究会(会長:本学教員熊谷、事務局長:半田大介氏)が企画し、信州観光バスが催行した「上田の橋巡りツアー」に、本学学生が企画協力しました。また案内に使用するガイドブックを学生が分担して執筆しました。学生は、上田市内の主要な橋の構造的特徴、歴史文化、美観を調査分析し、教員や専門家(土木・環境しなの技術支援センター)と相談しながらまとめました。
なお本旅行商品は、令和6年11月30日に、20人程度の参加者でモニターツアーとして催行されました。上田ローマン橋(上信越道)、ハーグ橋(新幹線第二千曲川橋梁)、りんどう橋(登録文化財となっている丸子の人道橋)、千曲川橋梁(上田電鉄)、塩野神社太鼓橋、上田城二の丸橋などをめぐり、千曲川橋梁、太鼓橋、二の丸橋では、学生が案内を行いました。
参加者アンケートでは、概ね好評を得られましたが、改善点は次回のインフラツアーに活かしていきたいと考えています。また地域社会や人々のくらしにおけるインフラストラクチャーの重要性や、ツアーを通したその理解普及について学習を深めていく予定です。
構造美が特徴の上田ローマン橋
橋の袂のミステリースポットで専門家に熱心に質問する学生
屋根付き橋が特徴の塩野神社太鼓橋
本学教員が歴史や構造を説明
上田城二の丸橋で歴史やいわれを参加者に説明する学生