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2023年度卒業論文が学術研究団体の査読審査に合格(2人目)

  • 環境ツーリズム学部

2023年度卒業生・高野麻衣さんによる卒業論文が、日本観光研究学会の査読審査に合格しました。

この研究では、近代化産業遺産である富岡製糸場周辺の景観形成のあり方を検討することを意図して、周辺街路から富岡製糸場にむけた視線を評価しました。視線は(1)建物を間近に見上げる迫力のある視線、(2)まちのシンボルである煙突が街並みのうえに浮かぶ視線、(3)建物が絵画的で見えやすくほどよい視界に収まる視線、(4)建物が街並みに馴染む視線の4分類に整理され、これを基に富岡製糸場周辺の景観形成のあり方を提言しました。

今後、学会誌『観光研究』36巻2号(2025年3月発行予定)に掲載され、オンライン閲覧も可能となります。

出典:高野麻衣・横関隆登(2025):景観の基盤としての視線からみる富岡製糸場周辺の景観形成のあり方―周辺街路から富岡製糸場にむけた視線の特徴―:観光研究36(2),印刷中(2025年3月発行予定).