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2023年度卒業論文が学術研究団体の査読審査に合格

  • 環境ツーリズム学部

2023年度卒業生・保坂姫夏さんによる卒業論文が、 日本観光研究学会の査読審査に合格しました。

棚田キャンプ場とは、農地を使ったキャンプ場のことで、 2017年に長野県の「稲倉の棚田(いなぐらのたなだ)」 で初めて開かれ、その後、全国にも広がりました。
この全国に広がった取り組みを理解するために、 農林水産省が作った「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~ 」という、 棚田の保存や活用に大きく貢献した場所を表彰する制度をもとに調 査を行いました。
稲倉の棚田を含む「つなぐ棚田遺産」 に認定された棚田でのキャンプ場の取り組みは、利用や立地選定( 場所の選び方)に関する16の要素にまとめられました。


今後、学会誌『観光研究』36巻2号(2025年3月発行予定) に掲載され、オンライン閲覧も可能となります。

出典:保坂姫夏・横関隆登(2025): つなぐ棚田遺産認定棚田の取組にみる棚田キャンプ場の普及可能性 と課題:観光研究 36(2), 印刷中(2025年3月発行予定).