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学生による絵本の読み聞かせを通じて「サスティナビリティ」を考える

  • 環境ツーリズム学部
【2024.6.25】
 環境ツーリズム学部松下ゼミ(課題探求ゼミ)においては、「サスティナブルな生き方/暮らしをデザインする」をテーマにゼミ活動をおこなっています。このたび、複数の文献を読み解きながら、サスティナビリティについて考えるプログラムを実施しました。

 なかでも、特徴的なプログラムとして、レオ・レオニ作の絵本「せかいいちおおきなおうち‐りこうになったかたつむりのはなし」と「スイミー‐ちいさなかしこいさかなのはなし」(何れも谷川俊太郎訳、好学社)を活用して、学生による読み聞かせをおこないながら、ローカライゼーションや脱成長について考えました。

 絵本の読み聞かせをおこなった環境ツーリズム学部1年の海老沢夏月さんは、「成長社会によって失われた人間関係や自然とのつながりを、地域単位の小さなまとまりで再生していこうという考えが、レオ=レオニの作品を通して読み取れるのが意外だった」とのコメントが寄せられました。

 なお、今回のメソッドは、中野 佳裕『カタツムリの知恵と脱成長: 貧しさと豊かさについての変奏曲』コモンズ(2017)を参考に実施したものです。