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塩田平のため池で生物調査を行いました

  • 環境ツーリズム学部
【2022.11.21】
 ため池は里山の生物多様性を支える重要な環境として注目されていますが、一方で農業を含む様々な社会状況の変化により減少・改廃が進行しています。生態系や生物多様性を適切に保全していくためには、ため池における環境変化と生物の関係に基づく実現可能な維持管理方策を検討していくことが不可欠となります。

 環境ツーリズム学部の1年生が履修する課題探求ゼミ(担当:満尾)では、専門ゼミにおける卒業研究のための基礎的トレーニングとして、ため池や河川での生物・環境調査にも取り組んでいます。11月17日には、塩田平の西部に位置する舌喰池と山田池でフィールドワークを行いました。研究を進めるためにはまず論文レビューによる既往知見の整理が求められますが、こうしたフィールドワークに取り組むことで実際の現場で見られる課題や様々な調査手法について知ることができ、研究デザインをより具体的なものにしていくことが出来るようになります。