【2022.6.14】
観光文化論(担当:横関隆登)は、観光地経営の担い手を養成するために活用が進んでいない地域資源を発掘するための能力(景観リテラシー)を向上させる観光教育に取り組んでいます。
6月11日(土)にフィールドワークとして、上田城下町の郊外に位置する「染屋台グリーンベルト」の視察を行いました。
上田市街地の観光は、史跡上田城とその周辺に広がる一部の城下町エリアによって形成されてきましたが、視察によって更に郊外に広がっている自然環境の中に見られる人々の暮らしや信仰の姿に観光対象化の可能性を見出すことができました。
視察によって、上田市街地の観光資源を増大させる方策には、史跡上田城と城下町エリアと「染屋台グリーンベルト」の各空間における文化資源の見直しと、それらの文化資源をつなぐ物語・ストーリーを顕在化させることが有用と考えられました。
「染屋台グリーンベルト」の起源は定かではありませんが、江戸時代(正保4年/1647年)に描かれた上田城絵図1)の中にはその存在を確認することが出来ます。
また「染屋台グリーンベルト」は、「上田市緑の基本計画」2)によって上田市の重要な緑地の一つに位置付けられ、近年では長野県が推進する『信州まちなかグリーンインフラ推進計画』3)によってその重要性が再確認されました。
1)上田市マルチメディア情報センターホームページ:上田城城下町絵図,2014年最終更新,
<https://museum.umic.jp/uedajo/townmap/index.html>
2)上田市都市計画課ホームページ:上田市緑の基本計画,2019年12月12日更新,<https://www.city.ueda.nagano.jp/soshiki/tosikei/5289.html>
3)長野県建設部都市・まちづくり課ホームページ:信州まちなかグリーンインフラ推進計画について,2022年3月1日更新,
<https://www.pref.nagano.lg.jp/toshikei/greeninfra/210423kohyo.html>
観光文化論(担当:横関隆登)は、観光地経営の担い手を養成するために活用が進んでいない地域資源を発掘するための能力(景観リテラシー)を向上させる観光教育に取り組んでいます。
6月11日(土)にフィールドワークとして、上田城下町の郊外に位置する「染屋台グリーンベルト」の視察を行いました。
上田市街地の観光は、史跡上田城とその周辺に広がる一部の城下町エリアによって形成されてきましたが、視察によって更に郊外に広がっている自然環境の中に見られる人々の暮らしや信仰の姿に観光対象化の可能性を見出すことができました。
視察によって、上田市街地の観光資源を増大させる方策には、史跡上田城と城下町エリアと「染屋台グリーンベルト」の各空間における文化資源の見直しと、それらの文化資源をつなぐ物語・ストーリーを顕在化させることが有用と考えられました。
「染屋台グリーンベルト」の起源は定かではありませんが、江戸時代(正保4年/1647年)に描かれた上田城絵図1)の中にはその存在を確認することが出来ます。
また「染屋台グリーンベルト」は、「上田市緑の基本計画」2)によって上田市の重要な緑地の一つに位置付けられ、近年では長野県が推進する『信州まちなかグリーンインフラ推進計画』3)によってその重要性が再確認されました。
視察の様子
上田市緑の基本計画における染谷台グリーンベルト
江戸時代の絵図にみる染谷台グリーンベルト
参考文献1)上田市マルチメディア情報センターホームページ:上田城城下町絵図,2014年最終更新,
<https://museum.umic.jp/uedajo/townmap/index.html>
2)上田市都市計画課ホームページ:上田市緑の基本計画,2019年12月12日更新,<https://www.city.ueda.nagano.jp/soshiki/tosikei/5289.html>
3)長野県建設部都市・まちづくり課ホームページ:信州まちなかグリーンインフラ推進計画について,2022年3月1日更新,
<https://www.pref.nagano.lg.jp/toshikei/greeninfra/210423kohyo.html>