教授
相川 陽一
アイカワ ヨウイチ
所属 |
環境ツーリズム学部 |
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学位 |
博士(社会学) |
研究テーマ |
20世紀後半の社会運動史資料の収集・整理・展示活用にかかる領域横断型研究(歴史学、アーカイブズ学、映像学、社会学等の学際的な共同研究を推進中)、過疎化および大規模開発の進行下における区有文書等の迅速調査法の開発、視聴覚資料の保全とアーカイビング |
研究 |
現代史、社会運動、地域社会学、アーカイブズ、オーラルヒストリー、映像 |
研究詳細 |
ゼミナール内容
地域資料の保全と活用に関する研究
文献資料から視聴覚資料までを含めた地域資料の保全にかかる文献講読とフィールドワークを実施し、国内では研究や実践が相対的にみて手薄な視聴覚資料の保全にかかる基本的な考え方や手法などを学んでいます。
研究内容
地域の記憶と記録をつむぐ
文献資料から視聴覚資料までを含めた地域資料の保全にかかる文献講読とフィールドワークを実施し、国内では研究や実践が相対的にみて手薄な視聴覚資料の保全にかかる基本的な考え方や手法などを学んでいます。同時に、地域社会と映像文化のかかわりに関する事例研究を学生たちと進めており、具体的な事例として、アジア圏で初のドキュメンタリー映画専門の映画祭である山形国際ドキュメンタリー映画祭に着目しています。
高校生へのメッセージ
地域の記憶と記録をつむぐ担い手になってください
大学とは、多くの人が考えるべきだけれども、十分に考え抜かれていないことを考える場である、ということを長野大学で学んできました。地域資料の保全という研究領域は、まさにそのような研究課題のひとつです。研究とは「いま―ここ」を相対化し、現在の社会のあり方に疑問を投げかける試みです。あなたも、そうした研究の世界に参加してみませんか。そして、地域資料の守り手は、地域の市民・住民であり、行政職員です。資料を守るという営みを卒業後も続けていける人を育てることも、この研究室の大事な使命だと考えています。