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上田西高校の皆さんと上田市内に残る太平洋戦争遺跡フィールドワーク

  • 社会福祉学部
【2023.5.15】
 社会福祉学部山浦ゼミでは、5月13日(土)の午前中にかけて、上田市内に残る太平洋戦争遺跡の実地見学を行いました。今回のフィールドワークには、上田西高校の山口裕恵先生、アメリカから来られたALTのエイミー先生、3年生の関ひかるさん、2年生の浅野もえさんの4名の皆さんが参加しました。
 目的は、事前学習を終えたゼミの学生が実際に五感を通して現地の遺跡を見学し、そこから感じ取れることをお互いに議論し共有したいというのがねらいでした。

 今回の見学コースは以下の通りです。
 1 小県蚕業学校(現上田東高校)→2 旧上田飛行場跡(現上田千曲高校)
 →3 上田原半地下工場跡(上田県営球場周辺)
 →4 仁古田地下飛行機部 品工場跡 →5 東山松脂採集痕 

小県蚕業学校(現上田東高校)

旧上田飛行場跡(現上田千曲高校)

上田原飛行機半地下組立工場跡(上田県営球場周辺)

東山松脂採集痕①

朽ち果てようとするアカマツ

語りかけるアカマツ

 《 今回参加した学生の皆さんの感想から 》
〇戦争は、自分の意識の中では遠いところにありましたが、今回のフィールドワークで実際に自分の目で見て感じとることができました。改めて戦争の悲惨さや命の大切さを実感できたように思います。
〇教科書では学べないこと学べて心に刻むことができました。
 《 上田西高校の皆さんの感想から 》
〇沖縄、広島、長崎、東京大空襲などは教科書で勉強しましたが、こんな身近なところに戦争の遺跡が残っていることを見学出来て身近に感じる機会となりました。
〇普段私たちはSNS等で情報を取ったりしますが、今回のフィールドワークで戦争を身近に感じることができたし、理解していくことが大切だと思いました。私もこれから学んだことを伝えていきたいと思いました。
〇松脂採集はアメリカで本で読んだことがありました。実際に見てインパクトがありました。今後は、西高校の生徒も一緒に学ばせていただきたいと思います。