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繁成教授が発達障害児向けの段ボール遊具「ナッツロール」を考案し地元上田の企業と商品化をすすめる

  • 社会福祉学部
【2023.4.25】

 繁成教授は、1979年から20年にわたる障害児施設でのリハビリテーション工学技士としての経験をもとに、企業等と共同で障害のある児童が使うイスや歩行器、遊具などデザイン・開発し製品化してきました。
 この度、1990年頃に教授がデザインした発達障害児向けの遊具「ナッツロール」(右写真)を地元上田の企業コムパックシステム株式会社と産学連携で製品化を進め今年の2月より販売を開始しました。
 ナッツロールは15ミリ厚の強化段ボール製でロッキングチェアのように揺らして遊ぶことができます。
 これまでも、障害者らの支援を目指し10年ほどまえから、商品化を検討してきましたが、複数の企業からコスト面から実現しませんでしたが、同社の段ボール製造のノウハウを活かして社会貢献をしたいという鈴木社長の理解と支援があり、商品化をすすめることができました。
 繁成教授は、これからも障害者の支援をすすめていきたいと考えています。