社会福祉学部の専門科目「社会福祉の視点と方法」では、主に社会福祉学部1年生を対象に「社会福祉」を学ぶ基盤となる「福祉マインド」を習得する授業を展開しています。
第2回(4月25日)の授業では、「長野大学社会福祉学部の学び」というテーマで、学部長から社会福祉学部の学びの特徴などについて説明した後、学部教員と先輩学生(3・4年生)による「専門ゼミナール」の活動紹介が行われました。
「専門ゼミナール」は、社会福祉学部3・4年生対象の専門科目で、学生自らの知的好奇心および自由意思に基づいて所属するゼミナールを選択することができます。ゼミナールは、各専任教員の専門分野や研究テーマに基づいて、少人数の演習(ゼミナール)形式で行われています。2025年度は社会福祉分野、発達・教育分野、心理分野の計23のゼミナールが開講されています。多くのゼミナールで、教室での座学に加えて地域に出向いて関係機関や団体等と連携・協働した研究に取り組んでいることが特徴です。
この日の授業では、8つのゼミナールの教員・学生が登壇し、プレゼン資料を用いて活動を紹介しました。受講した学生は、今後選択するゼミナールでの学びをイメージしながら熱心に聴き入っていました。
受講した1年生の感想から
・ゼミの内容や長野大学の社会福祉学部の特徴として『地域に根差した』福祉を大切にしていることを再確認できた。
・大学で学ぶだけではなく、様々な人たちと関わりながら学ぶという学ぶ方に大学の講義とは異なる学びを多く得ることができると思った。自分たちで計画しながら積極的に学ぶ姿に主体性が多く求められているのかなと思った。
・社会福祉学部の学びの形が地域と深く関わっていて、様々な人や場所との交流ができることから地域に寄り添った学習を進められることに魅力を感じました。
・紹介のスライドに載っている写真はみんなとても生き生きとした表情でこれから長野大学で学んでゆくことがより楽しみになったし、ここに入学できてよかったと改めて感じた。
文責:社会福祉学部 鈴木 忠義
鈴木由美子ゼミナールの発表:他大学との合同セミナーや能登半島地震災害ボランティアなどについて、写真を交えて報告しました。
中村英三ゼミナールの発表:東御市のコミュニティFM放送局・FMとうみのラジオ番組制作(取材、収録)、上田市丸子地区での子ども食堂活動、上田市川辺地域の子どもと高齢者の交流などについて報告しました。
早坂淳ゼミナールの発表:地域の学校等と連携した地域学校協働活動の企画・実践、講座や研修会の企画・運営などについて報告しました。